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日本といえば「スシ・テンプラ・ショウテンガイ」? 東京の商店街を海外へ売り出すプロジェクトが始動

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.01.22 11:00
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2014年1月13日、品川の商店街の魅力を世界へ伝えようと、海外向けの「商店街」PRプロジェクト"Shinagawa SHOTENGAI style"のフェイスブックとYoutube動画が公開された。動画では外国人のカップルが商店街の魅力を満喫する様子が英語字幕付きで紹介されている。

フェイスブックトップページ
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このプロジェクトは品川区在住の有志5名の人たちが立ち上げた、海外の人に「日本の日常」が詰め込まれた「商店街」の魅力をもっと知ってもらおうというものだ。フェイスブックのPR動画第1弾は都内最長800メートルの長さを誇る商店街「武蔵小山パルム」が登場している。

確かに飾らない接客で客との距離が近い商店街は情緒あふれる楽しい空間だ。ムービーを見ていると外国人ではない筆者でも楽しくなってくる。だが、なぜ海外に特化してPRすることを考えたのか。このプロジェクトのリーダーをつとめる人に聞いてみた。

きっかけは外国人の友の一言

以前、日本に遊びに来た外国の友人を観光案内しようとしたときにこう言われたそうだ。

「アサクサはもういい。ボクはあれが日本の日常じゃないことは知っている」

この言葉に、リーダーは大変ショックを受けたという。外国人旅行者は必ずしも有名な名所・史跡を求めているわけではないということなのか、と。

そこで、地元商店街に案内したところ、

「これこそローカルフード、これを求めていたんだ」

と感激し、とても楽しんでくれたというのだ。

日本人にとっては地元の商店街というのはあって当たり前。生活の一部みたいなものだろう。だからこそ異国の地で暮らす人にとっては現地の雰囲気や素朴な味を肌で楽しむことができる空間として、旅の醍醐味を満喫できる最高の観光スポットなのかもしれない。

スシ・テンプラ・ショウテンガイ

現在、フェイスブック、PR動画では先に紹介した動画と、ダイジェスト版の2つのムービーの中で武蔵小山パルム、戸越銀座の2つの商店街が紹介されているが、リーダーに聞いた話によると、近隣の別の商店街や区外からも賛同の声があがっているそうだ。Shinagawa以外のSYOTENGAI styleが生まれる可能性もある。

Shinagawa SHOTENGAI styleは今後、近隣大学の留学生などにPRしつつ、商店街を体験してもらい、フェイスブックなどから拡散することでより広く品川商店街の魅力を伝えていきたいとのこと。取材の締めくくりに、リーダーは

「いずれは"スシ・テンプラ・ショウテンガイ"と言われるようにしたい」

と熱く意気込みを語ってくれた。

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