富山の新聞に載った、「ゆるゆり」劇場版の上映情報が気合入り過ぎてる

「ゆるゆり」はなもりさん原作の、女子中学生たちが繰り広げるゆりゆららららゆるゆりな日常生活を描いた漫画・アニメ作品だ。2014年11月29日からは、劇場版「ゆるゆり なちゅやちゅみ！」の公開もスタートしたばかり。

出演声優のサイン入りの「ゆるゆり♪♪」パネル（fukaponさん撮影、Flickrより）

そんな劇場版「ゆるゆり」の上映情報が掲載された、富山県内の新聞の紙面が話題になっている。2014年12月4日、ツイッターに投稿されたその「煽り文」はと言うと――

富山の新聞に載ってるなちゅやちゅみの煽り文わろた pic.twitter.com/gSQ1v2DhKX

— あらたん@2日目東ラ03a (@arasanta) 2014, 12月 4

日本海側
独占公開
待望！
ゆるゆり
なちゅや
ちゅみ！

「待望！」というのもなかなかじわじわ来るが、やはり気合が入っているのは、「日本海側独占公開」というフレーズだろう。「日本独占公開」ならよくあるが、「日本海側独占公開」とは......。

「ゆるゆり なちゅやちゅみ！」、東京・大阪・京都のほかは富山だけ

公式サイトの上映情報によると、確かに5カ所の上映劇場（東京×2、大阪、京都、富山）のうち、日本海側はこのTOHOシネマズ高岡だけだ。「独占公開」と威張るのも納得できる。

ちなみになぜ富山かというと、「ゆるゆり」の舞台のモデルが富山県高岡市だからだ。高岡はファンの間では「聖地」といわれ、イベントなどもたびたび行われている。今回も、6日には出演声優の三上枝織さんら「ごらく部」の面々による舞台挨拶が予定されている。

実はもうすぐ「日本海側独占公開」ではなくなる

なお、この「ゆるゆり なちゅやちゅみ！」だが、好評を受けて年明け以降、北は北海道から南は鹿児島まで、全国11カ所での追加上映が決まっている。

その中にはT・ジョイ新潟万代（新潟県）、シネマサンシャインかほく（石川県）と、日本海側の劇場も含まれており、「日本海側独占公開」は今年いっぱいで終わる見込みだ。