「熊野三山」の萌えキャラが謎のハイクオリティ
地方の交通会社などが萌えキャラを起用――という例はJタウンネットでもたびたび紹介してきたが、正直クオリティには結構当たり外れがあったり、なかったり。
だが今回紹介するキャラは、なかなかの気合の入りぶりだ。力の入れ処が間違ってないかと心配するほど。
和歌山県南部で路線バスなどを運行している熊野交通が、熊野三山をイメージした巫女のキャラクターを制作し、現在、名前を募集している。募集締切は11月30日だ。
世界遺産・熊野三山への観光に、若い世代にも興味をもってもらおうと企画した、らしい。キャラクターデザインは、埼玉県在住のイラストレーター・大笆知子さんが担当した。
熊野本宮大社の彼女は、高校2年で巫女アルバイト、という設定だ。
次は、熊野那智大社、20歳で巫女見習い、という設定。
そして、熊野速玉大社、高校1年、巫女アルバイト、という設定である。
イラストももちろんだが、細かい設定、そして、
「あのねぇ、どろきょうって素敵なん」
「大門坂知ったぁる?」
「うちとまぐろバーガー食べ行こ♪」
といった方言交じりのセリフがなんともキュートだ。
採用者には、大笆さん直筆の色紙や熊野三山をめぐる定期観光バスの乗車券などが贈られる。また応募者全員の中から10名にプレゼントがある。
応募は熊野交通新宮駅前観光センターなどに設置されている応募用紙に記入して応募箱に入れるか、はがきやファクスで行う。詳しくは、熊野交通にお問い合わせを。