消えた愛友市場、お店の人たちは今...「跡地ビルに戻るか、別の場所へ移るか」悩み
[Jステーション-広島ホームテレビ]2014年11月6日放送の放送で、愛友市場を取り上げていました。
戦後の闇市から始まり、市民の台所として親しまれてきた広島駅南口にある"愛友市場"。去年の秋、再開発の為、ほとんどの店が立ち退きました。
あれから一年、新たな地で営業を始めた店主たちは今、ある選択に迫られています。変わりゆく広島駅前。市場にいた人々の思いとは・・・?
迫られる選択とは?
新鮮な魚が並ぶ店内。南区仁保新町にあるしまや水産です。50年以上営業してきた愛友市場を離れ、去年11月に、移転オープンしました。
オープンして一年、昔からの常連客に加え、新たなお客さんも増えたようです。
しまや水産が営業していた"愛友市場"。最盛期には80店舗以上を構えていましたが、施設の老朽化や店主の高齢化で、年々店は減少していました。去年の10月、再開発の為立ち退きの期限を迎え、店主たちは移転するか、店をたたむなどして、市場を離れました。
再開発が進む、広島駅周辺。二葉の里地区に加え、Bブロックにも2年後には複合ビルができる予定です。広島駅自体も、今月新しくなった跨線橋など、改良工事が進み、路面電車の高架での乗り入れも決まりました。
愛友市場のあったCブロックには、分譲、賃貸住宅が入る、46階建ての住宅棟、さらに商業棟が建設される予定です。再開発組合も、駅前の賑わいづくりに自信をみせ、来てうれしい、住んで楽しい街づくりを目指します。
Cブロックに立つ住宅棟には、愛友市場の面影を残したスペースが作られる予定で、市場で営業していた事業者は、新ビルに戻る権利を持ちます。しかし、しまや水産の島本さんは、ビルに戻らず、移転先の店で営業を続けたいと言います。
再開発ビルに戻るか戻らないか、店主たちは、来年3月をめどに、決断をしなければいけません。
当初、今年の四月には約60店舗の出店希望がありました。しかし、一部出店を取りやめ、今は50店舗以下に減っているそうです。組合では、出店希望を年度内にまとめ、引き続き話し合っていく予定です。
新しい建物に希望を持っている方がいる一方で、また一からという思いをもっている方もいて、その選択は難しいものになっていくのかもしれません。(ライター:haruhana)