「だからみんな寝不足だと思います」声優e-Sports部がTGS2026でゲーム愛を爆発させた2日間 ~PCCS×声優e-Sports部共同ブーストークショーレポート~

シルバーウィークの9月19日と20日、幕張メッセで開催された『TOKYO GAME SHOW 2026(TGS2026 )』。ゲーム好き声優によるeスポーツ応援プロジェクト「声優e-Sports部(通称せすぽ)」によるトークショーが、eスポーツ施設を総合プロデュースする株式会社PCCSと声優e-Sports部との共同出展ブースで開催された。
初日は白城なお(4期生)と今回体験入部の月音こな、2日目は内山悠里菜(3期生)と八木ましろ(5期生)が登壇。MCは両日とも吉村尚紀プロデューサーが務めた。最終日の21日は台風の影響で中止となったため、この2日間はいわば“奇跡的な開催”だった。
【1日目】“ボタンを押すのが楽しくなった”白城なおと、“みんなを寝不足にしている”月音こな

1日目は冒頭からせすぽらしさ全開!白城がカンペを読み上げてプロジェクトを紹介すると、吉村が「全く練習してない感じでしたね」とツッコミ。白城は「さっき台本引きちぎって持ってきました」と返し、観客の笑いの中でトークがスタートした。
月音は「体験入部の月音こなです」と挨拶。「ゲームはめっちゃ好きです。最近は毎日夜に配信をしてます。だからみんな寝不足だと思います」と告白。深夜2時まで配信することが多く昨晩も配信したという。スマホのPUBGから入り、高校時代はコロナ禍のオンライン授業の合間に友達と「荒野行動」の団体戦に没頭したという。コントローラーを握る機会は少なかったといい、「結局一番好きなのはLeague of Legends」と断言して「森へこもってます」と笑わせた。世界大会を解説付きのウォッチパーティで観る話から、ゲームに誘った温厚な友だちが半年後に“他責”になった話まで、話題は尽きなかった。
白城は姉の影響でRPGへ。『スターオーシャン2』の錬金を延々とやらされ『テイルズ オブ』シリーズでは「ジーニアスでインディグネーションだけやっておけ」と言われたそうで、「ボタンを押すのが楽しくなって」RPGからゲーム好きになったと振り返った。スマブラにハマって1000時間以上を投じ「ピカチュウで空Nループしようとして失敗し、泣きながら仕事に行った」と苦笑い。現在は『Apex Legends』に入れ込み「一人でダイヤ行って、ずっとフルパ募集してます」とのこと。
地方イベントでの思い出を聞かれると、山形県長井市のイベントで開始1分でチームが壊滅し、その相手が後に世界王者になった選手だったと明かし「これは私、死ぬまで話し続けます」と宣言した。
この日のイベントでは、声優e-Sports部ユニフォームの2026バージョンが初披露された。
白城は「ツルツル。サラサラな感じ」、月音は「めっちゃかわいい。軽いし、そのまま野球できそう!」と絶賛。
最後に月音から「今度、6期生として入部することになりました」と重大発表。他の6期生は10月上旬に発表予定だといい「仲間が増えます!6期生のリーダーとして威張っていこうと思います」と意気込んだ。
【2日目】“インディーゲーム愛全開”の内山悠里菜と、“収集沼に沈みがち”な八木ましろ

2日目は翌日のTGSの中止が決まるなか「ギリギリ開催できた」という貴重なステージに。
ライブや朗読劇、オフせすぽで共演経験がある二人だが、八木は今回が初めての東京ゲームショウ。「自分が調べないようなゲームに出会えるのが最大の魅力」と語り「皆さんの瞳が輝いている、ハッピーな気持ちが溢れていて、素敵な場所」とTGSの印象を語った。内山は、ゲームタイトルだけでなく開発者の顔が見えることに触れ「作り手の愛を感じる」とコメント。
内山は幼少期からずっとゲーム機が家にある家庭で育ち「気づいた時からゲームをやっていた」と回想。SwitchからPCへ移行してSteamでインディーゲームを開拓。「2時間で終わる作品もあり、大人になってからはありがたい」と短編インディーならではの魅力を語った。
一方、八木は「DSiを買ってもらってからポケモンにハマった」といい、『ダイヤモンド・パール』のズイの遺跡でアンノーンをAからZ(!と?)までコンプリート。育て屋で卵を孵し、色違いや6Vを厳選するなど、収集系の作品を長く遊び込むタイプだという。
一緒にゲームをやるなら、という話題では、苦手なゲームがあまりない八木は内山とフォートナイトで「お家とか作りたい」と希望。一方ホラー耐性が強い八木は、ホラーが苦手な内山に『Until Dawn』の分岐による一回限りの面白さを語り、2人で配信するゲーム候補も浮かび上がった。
ゲームを作るなら、という話題では、昨年同じ質問に内山が「髪を切るゲーム」と言ったことに、八木は「どういうこと??ホラー?」と目が点になる一幕も。
八木は「音ゲーを作りたい。ボカロPの全員に曲を書いてもらいたい」と目を輝かせ、内山は「選択肢で未来が変わるゲームのシナリオを書いてみたい。本当は自分が実は犯人だった、とかいう展開が好き」と構想を明かした。
声優e-Sports部の印象にのこる活動として、内山がBitSummitなどインディーゲーム関連イベントに呼ばれた喜びを語り、八木は「第五人格」の大会MCを務めた経験をあげ、終盤には八木がバイオハザードの新作配信への意欲を伝え、6期生加入についても改めて告知。新しい仲間の加入を元気に祝福し2日目のイベントは熱狂の中で終了した。
2日間を貫いた声優e-Sports部の「ゲームが好き!」という熱量
今回初めてのブース出展となる声優e-Sports部のトークショーは「TOKYO GAMESHOW 2026」という大舞台で、4人の声優それぞれのゲーム愛を笑いとともに届ける時間となった。
それぞれ好きなジャンルは違えども、全員に共通していたのは、そろって口にした「ゲームが好き」という言葉だ。勝っても負けても失敗しても、それを話す出演者からはゲーム好きの感情があふれていたのが印象的だった。
新ユニフォームと月音こなをはじめとする6期生という“新戦力”を迎え、声優e-Sports部のゲーム愛はまだまだ加速しそうだ。
取材/文 YOSHITETSU