【丸山隆平&MEGUMI】登壇! 『名無し』横浜国際映画祭・舞台挨拶!! 丸山「たくさんの方に観ていただきたい…」
5月1日より開催されている横浜国際映画祭のセンターピース作品として、出品されている映画『名無し』。
3日、県民共済 シネマホール(横浜市中区)で、『名無し』横浜国際映画祭 舞台挨拶が行われ、出演者の丸山隆平、MEGUMIが登壇した。
名前のない怪物
本作は、俳優として唯一無二の存在感を示す佐藤二朗が、原作・脚本・主演を務め、城定秀夫が監督を務める。
右手で触れるだけで、人を殺めることができる異能を持った山田太郎(佐藤)。
その数奇な運命を背負い、“名前のない怪物”と化した男の希望と絶望、そして狂気を描く。

身寄りも名前もなかった少年期の「山田」の名付け親となる巡査・照夫を演じた丸山は、台本を読んだ際の印象について「原作が佐藤二朗さんということで、どういう脳みその中身をされているのかなという興味がありました」。
「僕は結構スプラッター映画やサイコホラーが好きなんですけど、こういうテイストのものは見たことがなかったので。台本の時点では当然文字なので、これがどんな風に映像に落とし込まれるのかを、すごく楽しみにワクワクしながら読みました」と語る。
「体験したことがない映画」
一方、山田と同じ児童養護施設で育ち、共に暮らしていた山田花子役のMEGUMIは「私は二朗さんとはコメディ作品でご一緒することが多く、ふざける人でしかなかったんです」と笑う。

また「こんなことを考えていたんだというのはすごく衝撃的でした。でも、特殊な能力を持った太郎のファンタジーと、人が生きていく中での切なさ」。
「一番近い人に理解してもらえないとか、一番近い人に自分を受け入れてもらえないといった切なさが見事に混じり合っていて。本当に見たことがない、体験したことがない映画だなと。すごく面白いなと思って拝見しました」と感想を述べた。
「自分では観ないような作品にも出会える」
丸山は本映画祭で審査員も務めているが、「やっぱり横浜国際映画祭もめちゃくちゃ盛り上がってきているので、いろんなものを勝手に背負いながらやっていました。あんまり変なことは言っちゃダメかなと思って」と胸の内を明かす。

さらに「昨日、審査員として10本の映画の中からあらゆる賞を選出する作業をしたのですが、どの映画も嫉妬するぐらい素晴らしくて。普段僕は観る映画に少し偏りがあるんですが、こういった役割をいただくことで、自分では観ないような作品にも出会える」。
「新たな経験や刺激をもらえたので、こういう機会は本当に大事だと思います」としみじみ語った。
「本当に心血を注いで作られた映画」
最後に丸山は「この『名無し』という作品は、佐藤二朗さんが本当に心血を注いで作られた映画なので、多くの方に観ていただきたいです。それは皆様のこれ(スマホ等)にかかっていると思います」。
「二朗さん自身も『どんな感想でもいいから、とにかく知りたい』とおっしゃっていたので、辛辣な意見でも構いません。たくさんの方に観ていただきたいです」とアピール。

MEGUMIも「なかなか衝撃的な作品だったとは思いますが、こういう作品を観て『これはどういうことなんだろう』と考える時間はすごく尊いと思います」。
「自分に重なる部分や、理解できないことを理解しようとする行為こそが映画体験だなと。二朗さんが何年もかけて形にされた作品なので、その熱量も感じていただきつつ、ぜひ楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。
『名無し』
原作・脚本:佐藤二朗
出演:佐藤二朗 / 丸山隆平 MEGUMI / 佐々木蔵之介
監督・共同脚本:城定秀夫
配給:キノフィルムズ
©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会