ローソン店舗に設置されている、車で来店した人に向けた騒音注意の看板には〝地域差〟がある。 そんなトリビアが投稿され、X上で注目されている。 一般的なデザイン(画像は狩蘆@Kalyosha_kemgamさんの投稿より) 2026年10月4日、Xユーザーの狩蘆(@Kalyosha_kemgam)さんが投稿したのは、「一般的なローソン」と「馬産地のローソン」それぞれでの注意看板の画像だ。 「一般的」な方では、家の中でスヤスヤと眠る赤ちゃんの絵と共に、近所迷惑になるのでクラクションやエンジンの空ぶかしといった車に関係する騒音を出さないように、との旨が記載されている。 近くに赤ちゃんのいる家があれば、大きな音で起きてしまったり泣き出してしまったりするかもしれない、と思えば納得だ。 では、一方の馬産地、つまり競走馬などの馬を生産している地域ではどうなのかというと......。 馬産地では馬ファーストで 馬産地のデザイン(画像は狩蘆@Kalyosha_kemgamさんの投稿より) 馬だ! 赤ちゃんのイラストの部分が馬のイラストになっている! 騒音注意の理由も「ウマが驚くといけませんので」。なんて馬産地らしい理由だろう! 9日、Jタウンネット記者の取材に応じた狩蘆さんによると、馬産地仕様の看板はローソン日高富川インター前店(北海道日高町)で見つけたもの。 4日の午後4時ごろ、馬の見学や撮影をした帰り道に高速道路に入る前の休憩のために立ち寄ったところで発見したという。 「見つけた時は、『そういえば住宅地のローソンだと普通は赤ちゃんのイラストなのに、ここでは馬になってるんだ!』、『さすが馬産地、馬ファーストだな』と思って、思わず写真を撮りました。 最近事故の多い日高道に乗る前で少し緊張していたところだったので、この看板を見て気持ちがふっとほぐれたのも印象に残っています」(狩蘆さん) 馬ファーストな看板(画像提供:ローソン広報部) 9日、記者はローソン日高富川インター前店の看板についてローソンにも話を聞いた。 取材に応じた広報部担当者によると、同店がある北海道日高町には競走馬の育成牧場が多くあり、日本有数のサラブレッド生産地として有名。 日高富川インター前店の周辺にも競走馬の育成牧場が集積しているため、同店が開店した2006年から〝馬産地仕様〟の看板を設置しているという。 「周囲の音や環境変化に対して敏感な動物である馬にとって過ごしやすい環境をご提供できればとの想いから、店舗駐車場をご利用のお客様へ向けて、馬のイラストをあしらった看板を設置しています」(広報担当者) 地域の特性に合わせた注意看板に、X上では4万2000件以上のいいね(13日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。 「馬産地らしくてとてもいいですね」 「これ別種の馬バージョンとかあったんかw」 「いいねえ、馬は神経質な動物だからな」 こうした反響に対して、同広報担当者は 「当該店舗の周辺には、将来の名馬を目指した競走馬の育成牧場が集積しております。本店舗の駐車場をご利用いただく際には、周辺住民の皆さまに対してはもとより、馬たちにとっても快適な環境となるよう、ご配慮いただきますようお願い申し上げます」 とコメントしている。 読者の皆さんも馬産地に馬を見学しに行く際は、それぞれの牧場の見学ルールやマナーを順守するのはもちろん、近くのコンビニに立ち寄る際の馬たちへの配慮も忘れずに。