「お仏壇のよう」「霊柩車?」札幌のカプセルホテルに〝金色の部屋〟←なぜ作った?ホテルに聞く
「金色の部屋」はあのキャラクターがモチーフ
男性専用の温浴設備付きカプセルホテル「ザ・センチュリオンサウナ札幌」。
勝俣さんによると、2024年4月20日のグランドオープン以来、常に満室に近い状態が続いていたそうです。そこで2025年7月にフロアを増設。
「増床にあたり、当初構想していた『サウナ』に基づく設計デザインを取り入れたいと考えていました。サウナ室のような木目調の部屋や、水風呂内をイメージした部屋などとあわせて、金色の部屋を作りました」(勝俣さん)
施設柄、サウナ室や水風呂をイメージした客室は、なんとなく分かります。
しかし、「金色」はどこからきたのでしょうか......?
「その答えは、当施設が掲げる"裏コンセプト"『クレイジー&ギャラクシー』にあります。サウナで『ととのう』だけでは終わらない、瞑想ができる場所を実現しました」(勝俣さん)
この"裏コンセプト"を象徴する存在として作られたのが、漫画・アニメ「聖闘士星矢」の「乙女座シャカ」をイメージした黄金カプセル「釈迦部屋」です。
天井には「天舞宝輪」の文字が記され、客室内には金色の錫杖も。細部まで「乙女座シャカ」の世界観が盛り込まれています。
一方で、仏教的なモチーフが強いことから、宿泊客からは「お仏壇のよう」「霊柩車?」といった声も寄せられるようですが、施設側もこの反応は想定していたといいます。
「宿泊されたお客様は、元ネタを知っている人からは"大爆笑"、知らない人からは"苦笑"といった反響です。ととのい後の『第7感』に目覚めていただければ幸いです(笑)」(勝俣さん)
では、肝心の「ここで眠れるの?」(宿泊施設なのに眠らせる気なし!?)という疑問はどうでしょうか。
「カプセルは幅120センチ、奥行き200センチ。一般的にイメージするカプセルよりも、やや広めのゆったり設計です。また内装は一面の金色ですが、照明を消せば室内は真っ暗になり、睡眠は問題ありません」(勝俣さん)
なるほど。見た目はかなり個性的ですが、ちゃんと眠れるように作られているようです。
分かる人には「釈迦だ!」と分かり、知らない人からすれば「ただただ金色」となる「釈迦部屋」。
このほかにも、「フェニックス一輝兄さん部屋」まで用意されているというから驚きです。
100度のサウナで汗を流し、10度未満の水風呂で「ととのう」。そして、その先には黄金の瞑想空間。
札幌観光の宿泊先としてはもちろん、「聖闘士星矢」の元ネタが分かる人なら、どの部屋に泊まるかを考えるところから楽しめそうです。(ライター/ころんころ)
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