見た目も味もチョコそのものなのに、カカオを一切使っていないお菓子がある......。 2026年7月末、Jタウンネット記者はX上でそんな情報を入手した。 その名も、「チョコか?」である。 「チョコか?」(画像は記者撮影) カカオ不使用のチョコレート(?)って、本当にそんなの作れるの? 作れたとして、味は全く別物なのでは? 気になった記者は検証のため、近所のスーパーで実物を購入してみた。 持続可能なチョコ代替品 カカオ不使用?(画像は記者撮影) 「チョコか?」は、イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」から2025年6月10日に発売されたシリーズ商品。 当初は「チョコか?WITH BISCUIT」というビスケットタイプのものを数量限定で発売。同年9月2日からは、新たに3種類の「チョコか?BLOCK TYPE」が登場した。 ブロックタイプの「チョコか?」(画像は記者撮影) イオンリテール公式サイトのリリースによると、原材料はカカオではなく、ヒマワリの種を使用したチョコレート代替品「ChoViva」だ。 カカオを使う時と同じ発酵・焙煎の工程を経ることで、カカオ由来のチョコの味や香り、口どけを再現しているという。 熱帯雨林の伐採が不要、生産過程で利用する土地や水の消費量が少ない、などの理由から、環境に優しい持続可能な原料として世界的にも注目が集まっているそうだ。 ビスケットタイプ(画像は記者撮影) なるほど、たしかに画期的な取り組みだ。カカオを使うより、環境にも優しいのかもしれない。 だがしかし! 1人のチョコレート愛好家として言わせてもらうのならば、問題はその味である。 果たして、評判通りカカオ由来のものと比べても遜色がないのか......さっそく実食してみよう。 「?」は要らないかもしれない いざ、開封!(画像は記者撮影) 「チョコか?」本来のポテンシャルを探るため、まずはブロックタイプを試してみる。 まず、見た目や色合いに違和感はない。包みを開けると漂ってきた香りも、たしかにチョコそのものだ。 そして、肝心の味はというと......。 齧ってみると...(画像は記者撮影) え? チョコじゃん! 食感も、口の上で溶けるあの感じも、まんまチョコじゃん! ほんのりナッツのような後味を感じるし、普通の板チョコとはたしかに風味は違うが......何も知らずに食べたら、カカオ不使用とは思わないだろう。 そのまま食べるのは勿論、アイスと一緒に食べたり、お菓子作りの材料にしたり、色々とアレンジもできそうだ。 乗っけてみる(画像は記者撮影) せっかくなので、記者もアレンジに挑戦。細かく割って食パンの上に乗せて、そのままトーストしてみることに。 こんがり焼いて...(画像は記者撮影) バターナイフで塗る(画像は記者撮影) 「チョコか?」は熱によって、本物のチョコレートと同じようにいい感じに溶けた。アツアツのトーストとの相性もバッチリ! パンと一緒に食べることで、そのまま食べるよりもさらに違和感は減った気がする。 ビスケットタイプも美味(画像は記者撮影) 同じような理由で、ビスケットタイプの「チョコか?」もほとんど〝代替品っぽさ〟のようなものは感じなかった。 こっちに至っては、コーヒーか紅茶と一緒に「どうぞ」とお出しでもされたら、記者はもう「チョコか?」だと見抜ける自信はない。 おみそれしました(画像は記者撮影) 結論、「チョコか?」はチョコだった。 いっそのこと疑問形ではなく、「チョコだ!」という商品名にしちゃっても良いかもしれない。 チョコ好きな人もそうでない人も、近所のイオン系列スーパーで見かけた際は、試しに1つ食べてみては?