父に頼まれた焼酎が割れて台無しに 涙にくれる小学生、すると酒屋までついてきた人が(長野県・50代男性)
自転車が倒れて、かごに入れていた焼酎の瓶が割れ中身が流れてしまった。
父に頼まれて買ったのに......涙ぐむ子に声をかけてきた人物が。
長野県在住の50代男性(投稿時)・トムさんの思い出。
<トムさんからのおたより>
もう40年前になります。父親に焼酎を頼まれ、小学生の私は自転車で酒屋さんに買物に行きました。
余ったお金はお駄賃ということで、私は焼酎を買ったあと、瓶を自転車のかごに入れたまま隣の商店にお菓子を買いに行ったのです。ところが、買って店を出ると自転車が倒れていました。
焼酎の瓶は割れて中身が地面に流れていて、全くだめな状態。途方に暮れて、涙が出てきました。
お金を受け取らない
その時、商品を並べていた商店の店主が「どうしたの」と聞いてくれました。事情を話すと、酒屋さんまでついて行ってくれて、同じ焼酎を買ってくれたのです。
そして「気をつけて家に帰ってね」と優しく言ってくれました。
帰った後に両親にあったことを話し、母親とお礼に行ったのですが、商店の店主は「一人のおつかいで大変だったんだろう」とお金も受け取りません。
母親と私はありがとうの言葉を伝え、その後も買い物はそこに通っていました。
もうその商店はありませんが、そこを歩くと毎回あの優しさを思い出します。
今は私にも子がいます。誰でも困っている時に手伝ってあげられる人になるように育てております。
【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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