被災地からの「ありがとう」レターパックで全国へ 能登オリジナルデザインに込められた気持ち
レターパックに書いてある、だけじゃない
「能登半島は復興の道半ばではあるものの、『これまでの復興支援に対する感謝・希望』の思いを書道作品に込め、それをレターパックにデザインした上で、全国に思いをお届けしたい」
日本郵便社員からのそんな発案に、2つの高校が賛同したことで実現したという今回の企画。レターパック裏面の右側が日本航空石川、左側とフラップ部分が能登高校の作品だ。
日本航空石川の「動心」は、全国から寄せられた支援や励ましによって大きく心を揺り動かされたこと、それが復興の力へと繋がっていく様を表現したものだという。作品の背景のさまざまな色は、千枚田や美しい海や空など、能登の風景を表している。
能登高校の「創造」には、「現状のままでは駄目だ。少しずつ生み出していかなければいけない」という、被災から2年経った現在の思いが込められている。
贈呈式ではそのレターパックと、お礼の品が両校の書道部に贈られた。
贈呈者は日本郵便代表取締役社長の小池信也氏。2年以上たった今も元の状態に戻ったとは言えない能登の現状について、「日が経つと記憶がどうしても薄れていく中で、日本郵便としても何かできることはないか」と考え続けてきたという。
そんな中で完成した能登オリジナルレターパックライトは「単なるレターパックに絵を入れただけのものではない」と語る。
「能登の皆さんが一生懸命やっていらっしゃって、そして、これからも将来を向いて一生懸命やっていこうという気持ちを、形にしていただいたのかなと、非常に感激しました」(小池社長)
能登オリジナルレターパックは40万枚限定での販売。価格は430円。
能登半島の今に思いをはせつつ、手に取ってみては。