階段は向こうか...って、アレ? 見えているのにたどり着けない「初見殺しのトラップ」がこちら
「わかっているようで気付けていなかった」
伊藤さんが話題の踊り場を発見したのは23日、場所はショッピングセンター「エコタウン八王子大和田」の地下1階だ。
初めて同ビルを訪れた伊藤さんは、散策している途中に地下1階への下り階段を見つけた。投稿写真にあるような光景を目にし、通路が向こう側に繋がっているものだと勘違いし、そのまま直進したという。
「急に向こうから人が来たように見えたので、思わず声が出てしまいましたが実は自分でした。
店内構造が分かっていて、そこで階段が折り返していることを知っていればそんなことはないと思います。まさに初見殺しかなと思いました」(伊藤さん)
たしかに、何も知らない人は伊藤さんと同じように勘違いしてしまいそうだ。
どうしてここまで絶妙な場所に鏡が配置されているのだろうか。記者がゼロミッションの広報担当者に質問してみたところ、この配置はビルが建設された当初からのもので「特に意味や意図は無い」とのこと。
ただ、やはりこれまでにも伊藤さんのように鏡にぶつかりそうになった人はしばしば居り、その度に注意書きの貼り紙を貼っては、いつの間にか貼り紙がはがれてしまって......ということを、何度か繰り返していたそうだ。
「我々としても、この鏡が勘違いされやすい問題は『わかっているようで気付けていなかった』ところでした。なので、こうしてこの鏡のことが大きく話題になって指摘されたことについてはありがたいと思うと同時に、改めてしっかりと安全面について考えなければならないと思いました」(担当者)
なお、28日14時現在、反響を集めた鏡には勘違いによる衝突事故を避けるための貼り紙が貼られている。