「実家に帰るたびに、母の小言が止まらない。ストレスだけど、だからと言って拒絶もできず...」(東京都・30代男性)
「実家に行かないという自己防衛法では、招く結果は家族の崩壊」
読者のお悩み
わたしは現在一人暮らしをしています。
実家が近くにあるのですが、たまに帰ると母親が口うるさくて困っています。
暇を持て余しているからなのか、以前よりも小言や愚痴が増えました。
そのせいで、実家に顔を出すのがストレスになってきました。
とはいえ母も歳を重ね、寂しいところもあるのだろうとあまり冷たくもできません。
どうにかうまく付き合いたいとは思っているのですが、なかなかうまくいかず悩んでいます。
どうすればいいでしょう......。
自己防衛おじさんの回答
基本的に女性は森羅万象の全てにおいて心配しがちです。
それが自分に近い人物や環境であればなおさらで、親が自分の子供のことを心配するのは当たり前。
しかし度が過ぎるとお互い不快になってしまいがち。ここはひとつご自身が大人になって、聞き役に徹することが、波風を立てないで円満な親子関係を続ける秘訣ではないでしょうか?
実家に顔を出すことを、「母の小言を聞きに行くこと」と割り切って接してあげる。結婚や仕事のことなど、ご自身のことをあれこれと言ってくるのは想像に難くないですが、実害があるかというとそうではありません。実害の無い小言は、言わせておけば良いのです。
もちろん小言を聞いてストレスを感じて嫌になる気持ちも分かりますが、その小言を言わないと逆にお母様のストレスは高まり、健康を害してしまうことでしょう。つまり、お母様は小言を言ってご自身が抱える心配事をデトックスしているのです。
聞き役に徹することは、精神的にも強さが求められるため、簡単なようで案外難しいもの。しかし、
テクニックを身に付け慣れて来ると、上手くあしらうことが出来るようになるはずです。
それも一つの家族への愛情と感謝の表現方法であり、大人の知恵なのかもしれません。
小言を聞きたくないから実家に行かないという自己防衛法では、招く結果は家族の崩壊。
最後まで親は親であり子供は子供。
家族防衛のために小言を聞いてあげて、お母様の健康防衛を手伝ってみると、結果的にご自身の自己防衛へと繋がっていくのではないでしょうか?
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