「電車の乗り方を知らない同僚にビックリ。群馬県は『日本一の車社会』です」【○○に引っ越して驚いたこと】
地元を離れて違う街に引っ越して、風土や食文化の違いに驚いた経験がある人、きっと少なくないはずだ。とくに県をまたいで移動する場合は、そうしたカルチャーギャップに直面する機会が多くなる。
Jタウンネットでは、「○○県に引っ越して驚いたこと」というテーマで読者投稿を募集している。今回は、編集部に届いたメールの中から、東京から群馬に引っ越したU次さん(30代男性、会社員)からの投稿を紹介したい。
群馬で生活を始めた彼が実感したのは、車が「生活必需品」だということ。都内のように電車やバスといった公共交通機関が充実していないため、車がないと不便すぎてマトモに生活ができないというのだ。
ある時U次さんは、そんな「車社会群馬」を象徴するような光景を目撃したそうだ。いったい、何があったのだろうか。彼から届いたメールを見ていこう。
「とにかく車・車・車...」
「(群馬は)女性の自動車運転免許・1世帯当たり車の保有率共に全国1位というのは知ってましたが、実際に引っ越して住んでみると実感します。
とにかく車・車・車...。車は便利だ、車が無いと生活出来ない、車は生活の必需品。父ちゃん通勤、母ちゃん買い物、18才以上の子供がいればもちろん。
だから一家に2~3台は当たり前。個人的には、群馬が日本でトップの車社会だと思います」
元都民から見た群馬の交通事情について、こう勢いよく説明するU次さん。これまでは車を使う機会がほとんどなかったのだろうか、かなりのギャップを感じたようだ。メールでは、
「(群馬県民は)家の外に出る時に靴やサンダルを履くのと同じ感覚で自動車に乗ってます」
ともつづっていた。
「市民講座に『電車の乗り方』があった」
さらにU次さんは、群馬に引っ越して驚いた経験だとして、次のようなエピソードを記している。
「驚いたのは会社の同僚に、電車の乗り方がわからない人間が多数いたことです。
それもそのはず、子供の頃から親が車に乗せてどこでも連れて行って、自分も18才になったら車でどこでも行って来たので、電車に乗るという経験が無いらしいのです」
電車の乗り方がわからないとは、本当なのだろうか。「U次さん、さすがに話を盛っているのでは」と思って、ツイッターで調べてみると...。
「1か月以上振りの電車!ほんと群馬って電車乗らない」
「群馬でびっくりしたこと:市民講座に『電車の乗り方』があった」
「夫は群馬に来て、電車に乗ったことないから乗り方がわからないという50代くらいの人に出会ったと言ってた」
――マジだった。もちろん群馬県内でも地域によって差はあるだろうが、U次さんのような経験をした人は他にもけっこういるらしい。
群馬では車が生活必需品というのは、決して大げさな話ではないようだ。
「○○県に引っ越して驚いたこと」募集します
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