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熱海の「毒まんじゅう」売れすぎて休業→再販! 三連休の売れ行きは...

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.09.18 17:00
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熱海温泉の新名物として、2018年8月8日に「伊豆半島合同会社」(静岡県熱海市)が発売した、ドクダミ入りの「熱海温泉 毒饅頭」。

週1日の店舗販売のみ、しかもお店の場所がよくわからないという状態でのスタートだったが、各メディアが取り上げたこともあって、発売後は1日数百個も売れるほど人気商品になったそうだ。発売後わずか2週間で製造が追いつかなくなり、一時休業していた。

「熱海温泉 毒饅頭」
「熱海温泉 毒饅頭」

そんな「熱海温泉 毒饅頭」が、増産に加え週2日の営業に拡大し、2018年9月15日正午から販売を再開した。再開してからの反応は? Jタウンネットは、18日に販売元に取材し、様子を聞いた。

初日は完売したが

職人が手作りした桐箱のフタには、書道家・武田双雲氏の書が印字されている
職人が手作りした桐箱のフタには、書道家・武田双雲氏の書が印字されている

「熱海温泉 毒饅頭」は、甘さを抑えめ、口の中にほのかにドクダミの草の香りが感じられるのが特長だ。現在、通信販売はされておらず熱海に行かないと手に入らない。4個入りで1500円(税込み)。

取材に応じてくれたのは、伊豆半島合同会社の布施和広さん(代表執行役員社長)。布施さんによると、販売を開始した15日は正午のオープン前から人が並んでいたという。300箱ほど準備していた「毒饅頭」は16時前に売り切れた。

発売当初は、お店の場所をはっきりとは明かさないことで、お店を探しながら、熱海の町をたくさん歩いてもらうことも狙いとしていたが、再販にともない「お店の位置がわかりにくい」という声に応えて、お店の前にのぼりを立て、また営業中だとわかるよう看板も設置した。

一度食べれば毒饅頭のおいしさがわかる

そして、今までの週1日営業だったのを週2へと変更し、三連休の最終日17日にも店を開けた。事情があって18時からのオープンとなったのだが、それが影響したのか300箱のうち、わずか60個しか売れず、初めての売れ残りを経験したそうだ。当日は、熱海の花火大会があったが、なかなか売れ行きが延びず、悔しい思いをしたという。

布施さんは、「実家のある熱海を盛り上げたいという思いで始めました。一度食べていただければ、毒饅頭のおいしさを分かってもらえると思います。もっと多くの人に知ってもらえるように努力したい」と話した。これまでに数千個売り上げた「熱海温泉 毒饅頭」だが、今後、箱の中に当たりのような「宝物」を入れるサプライズ企画も考えているという。

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