日本一のタウン誌・フリーペーパーを決めるイベントが東京・渋谷で開催！

日本全国には約3000点のタウン誌やフリーペーパーが存在する。大手メディアがフォローしきれないディープな情報を取材し、それを地元向けに発信している。
なかには創刊から40年近く経つ老舗媒体もあって、情報源として頼りにされているケースが少なくない。編集ツールのデジタル化に伴って、誌面のクオリティでも大手出版社の雑誌と肩を並べるようになっている。

地方の魅力を発信するメディアが近年増えている。Ｊタウンネットもその１つだが、地域情報誌や観光情報誌は偉大な先輩だ。出版不況下で生き残る紙媒体は、地域に密着する彼らかもしれない。

展示会は渋谷、表彰式は上野がそれぞれ会場

有料・無料を問わず、国内外で地域情報やコミュニティ情報を定期的に発行している日本語の紙媒体の中から、とくに優秀なメディアを選ぶグランプリが2015年11月に開催される。

「日本タウン誌・フリーペーパー大賞2015」（主催：一般社団法人日本地域情報振興協会）は、大賞、観光庁長官賞、グルメコンテンツ部門賞、新創刊部門賞など９つの部門で、特別審査員がふさわしいと認めた媒体が表彰される。第5回となる今年は、250誌以上の媒体がエントリーした。
「読者投票部門賞」は、ウェブ投票の得票数で決まる。投票は11月13日まで受付中だ。

エントリーした媒体が一堂に集結する機会がある。11月23日～29日、「ＮＨＫみんなの広場」ふれあいホールギャラリー（東京都渋谷区）で展示会が開かれる。普段なかなか手に取る機会のない地域の情報誌に直接触れられる貴重な機会だ。入場は無料。

表彰式は東京・上野の国立科学博物館講堂で11月28日に行われる。授賞式終了後は参加媒体社が出席する懇親会も開かれる。ただし参加するには招待状が必要。詳しくは事務局まで。