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大雨で佐賀沈没! 復旧手伝う立派な高校生→一方大学生「休講じゃないのかよ!」「プール開きだ!」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.07.03 15:39
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佐賀市はとにかく水路の多い都市で、市内の総延長は約2000キロに及ぶ。面積当たりの長さでは全国一の「水の都」だ。
周辺は干拓地のため海抜が低く、市中心部でも4メートルほどしかない。一方で面する有明海は袋状の地形のため高潮が発生しやすい。このような条件が重なりしばしば水害に悩まされた。江戸時代に排水と用水を兼ねて水路(クリークとも呼ぶ)が張り巡らされたといわれる。

駅前はすっかりプール状態

そんな佐賀市を豪雨が襲っている。活発な梅雨前線の影響で、佐賀市を含む九州北部は記録的な大雨が降っている。
市内のあちこちで冠水が発生しており、駅前はプール状態となってしまった。

拍手を送りたくなるツイートも投稿されている。水浸しになった佐賀駅の水出しを地元の高校生が行っているのだ。佐賀は「葉隠」の武士の国といわれる。葉隠は、佐賀藩士が常に己の生死にかかわらず正しい決断をせよと説いた心得集だ。高校生たちが古き良き日本人の魂を継承しているというのは言いすぎだろうか。

大学もプール状態

駅から約3.2キロほど離れた佐賀大学も水浸しになってしまった。

しかし大学ウェブサイトの休講案内ページを見る限り、休講などの措置は取られなかったらしい。大学生たちからはブーイングも。

佐賀大学のウェブサイト「休講案内」より
佐賀大学のウェブサイト「休講案内」より

また水没した構内をプールに見立ててはしゃぐ姿も見られた。

2014年7月3日13時22分現在、気象庁から大雨(土砂災害)、洪水警報と、雷,強風注意報が発令されている。同庁のウェブサイトを見る限り大雨のピークは過ぎたようだが、3日夕方までは注意が必要だ。

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