「店内で追いかけっこする兄妹。母親が注意すると父親が『子供の自由を奪っちゃいけない』と言い放ち...」（長野県・50代女性）

十人十色、という言葉もあるように、世の中には色々な人がいるものだ。

日常生活を送っているだけでも、眉をひそめたくなるような人と遭遇してしまうということはままある。

特に、飲食店や商業施設、レジャー施設など、人が多く集まる場所ではなおさらだ。

レストランの隣の席の客がとんでもなくうるさかったり、行列にいきなり割り込んでくる人がいたり......不幸にもそんな「迷惑な客」に出くわしてしまった人も、少なくないのではないだろうか。

Jタウンネットに寄せられたメールの中にも、こうした「迷惑な客」に遭遇したというエピソードが。いくつか紹介しよう。

まずは、30代女性のN美さん（仮名、地域不明）からの投稿。

N美さんの娘たちが大好きだという女の子向け戦隊モノの映画を見に、地元の映画館に行った時の話だ。

予約していた席に、知らない女の子が...

「私たちは、チケットを先行販売で用意しており、当日も時間や席をあらかじめ予約してから映画館に入りました。私と娘2人の3人が横並びで観ることができるよう、席を予約していたはずなのに、なぜか知らない女の子が一人、私たちが予約していた席に座っているんです」

N美さんはその女の子に、「ここ、間違えて座ってない？」と話しかけたが、女の子は知らん顔。「ここはうちが予約していた席なんだよ」と、今度はチケットを見せるようにして声をかけ直すと、女の子は後ろの方に座っていた誰かを振り返った。

「きっと親子さんかな？　と私は思いましたが、女の子と目が合っているだろう男の方は、特に表情も変えず、何かを話すそぶりも見せず、何なら気づいていないような態度。
もう映画も始まるし、その日は公開初日のため満席で別の席に座る余裕もなく、娘たちは早く座りたくてウズウズ...」

結局、最後にN美さんが「ごめんけど、その席からどいてくれる？」と言って、ようやく女の子に移動してもらったとのことだ。

「なぜ謝らなければいけないのかモヤモヤしましたが、今は娘たちとの楽しい時間を過ごしたい。そう思って、女の子には移動してもらいました。
最後まで一言も話さなかった女の子。すみませんの一言もなく、ものすごく不機嫌そうに移動していきました。
小さな子でも、映画館や公共の場でのルールやマナーがあるので、そこはしっかりと伝えてほしいと思いました。非常識な親子がいるんだなとびっくりしました」（N美さん）

続いては、長野県在住の50代女性のG子（仮名）さんから寄せられたメール。

こちらは、スーパーでのエピソードだ。

注意するどころか、一緒になって遊ぶ父親

ある日、G子さんがいつも通っているスーパーに入った時、ほぼ同時に両親と兄妹と思われる4人家族も入ったのだが、その兄妹がすぐに店内で追いかけっこを始めてしまったのだという。

「私はすぐに違う売り場に行ったのでそんなに気にしなかったのですが、更に奥の売り場に行ったらまだ追いかけっこをしていました。
私や他のお客さんにぶつかりそうになりながら騒ぐ兄妹に、母親の方は『やめなさい』と注意をしていたんですが、父親の方が『子供の自由を奪っちゃいけない』と母親に言い放ち、兄妹と一緒に追いかけっこを始めました。
多分30代後半くらいの方です。店内には高齢者や小さいお子さんもたくさんいるのに、注意どころか擁護する父親には呆れました」（G子さん）

「子供の自由を奪っちゃいけない」というのは、場面によってはもっともな意見だが......。「他人の迷惑にならない範囲で」という但し書きは、必要だろう。

「迷惑な客」に遭遇したこと、ありますか？

レストランやデパート、映画館・水族館といったレジャー施設などで出くわしてしまった、「迷惑な客」にまつわるエピソード。そんな体験談をJタウンネットでは募集している。

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