どうして...? 伝説の香木「蘭奢待」がまさかのクッション化で話題→動機とこだわりを企画者に聞く
天下人だけが手にすることが出来る――そんな伝説を持つ木を、この手にできる。
ロマンしか感じないアイテムが爆誕した。

東大寺正倉院(奈良市)に収蔵されている香木「蘭奢待(らんじゃたい)」......を、モチーフにしたクッションである。
足利義政、織田信長といった名だたる権力者たちがその沈香を切り取ったという蘭奢待。長さ156センチ、重さ11.6キロという大きな木。それが、2分の1スケールで、クッションになったのだ。
2023年10月27日、通販会社「フェリシモ」(兵庫県神戸市)が手掛ける公式部活「ミュージアム部」は、公式Xアカウント(@f_museumbu)でこのまさかの商品を紹介。1万3000件以上のいいね(11月9日夕時点)のほか、こんな声が寄せられ、話題になっている。
「めっちゃ欲しいw」 「またフェリシモがおもろいもの作り出したww」 「いや、蘭奢待クッションは渋すぎるだろ。 企画考えたの誰やねん、すげえ発想だな......」 「クッションは思えない再現力に並々ならぬ執念を感じます。すごい」 「香りは...香りはするのか...?」
称賛と驚愕の声の嵐である。
なぜ、伝説の香木はクッションとなったのか。Jタウンネット記者は6日、フェリシモを取材した。