ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

石和温泉の駅舎取り壊しが、全国から惜しまれた理由

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.02.03 18:16
0

人気RPGゲーム「ペルソナ4」の舞台として登場する「八十稲羽駅」。そのモデルとなったといわれているのが、山梨県笛吹市にあるJR中央線石和温泉駅だ。

昭和初期に建てられた駅舎は小さいものの趣があり、ペルソナ4が描いた地方の小都市、という世界観によくマッチしている。

ファンにとっては「聖地」の1つで、柱や屋根、自動販売機まで酷似していると、マニアから高い評価を受けていた。登場人物になり切って駅舎の前に立つコスプレイヤーの写真もネットで見ることができる。

今月に営業を終了する石和温泉駅舎(笛吹市ウェブサイトより)
今月に営業を終了する石和温泉駅舎(笛吹市ウェブサイトより)

しかし築75年が経過しバリアフリーにも対応していなかった。そこで市とJR東日本は駅舎の建て替えを発表、2014年2月8日の終電をもって営業を終了することとなった。翌日始発からは今の駅舎の東側に建設された仮駅舎に移り、現駅舎は取り壊される。

「P4の駅無くなるなんて嫌だー(>_<)」
「八十稲羽駅のモデル駅がなくなっちゃうのかー あそこが全ての始まり感出てたからなんだか寂しいな」

と、別れを惜しむつぶやきがツイッター上で見られる。

新しい駅舎は南北自由通路を持つ橋上型で、デザインは和の要素を取り入れている。2015年春に完成の予定だ。

PAGETOP