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見れば見るほど不安になる... 新型コロナ対策で前衛アートと化した「顔出しパネル」がこちら

横田 絢

横田 絢

2020.08.10 20:00
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日本全国津々浦々に存在する「顔出しパネル」。

看板に開いた穴に顔をハメれば、地元出身の歴史上の人物やご当地ならではのキャラクター、特産品など様々なものになりきることができる愉快な看板だ。

しかし、そんな楽しい存在にも、新型コロナウイルスが暗い影を落としている。

顔出しパネルは不特定多数の人が触れるもののため、感染拡大を防ぐために使用中止になり、撤去されたり隅に寄せられたりしている場合があるらしいのだ。

そんな憂き目にあっている顔出しパネルたちの中でも、特に注目を集めているのが伊豆急河津駅(静岡県賀茂郡河津町)のパネルだ。

河津といえば、川端康成の小説「伊豆の踊子」の舞台として有名。そのため、河津駅では踊り子と学生になりきれる顔出しパネルを設置していたのだが、現在はこんな姿に......。

なんだか不気味だ...(写真は後藤カッツェさんのツイートより、編集部でトリミング)
なんだか不気味だ...(写真は後藤カッツェさんのツイートより、編集部でトリミング)

踊り子と学生、それぞれの顔の位置に貼られた白い紙。上の方に赤い字で「使用中止」とだけ書かれており、半分以上が余白になっている。

人が使わないように紙を貼っているだけなのだろうが、ちょうど人の顔の部分を隠す形になって、何とも言えず不気味だ。固定の紐のようなものが貼り紙の下から出ているのもちょっと怖い。

ツイッターユーザーの後藤カッツェ(@katze510)さんが2020年8月1日、この写真を投稿したところ、

「現代アートチックな」
「横尾忠則感ある」
「なんかSFを感じる」
「横溝正史の小説でこんな表紙あったな」

などと話題になった。

わかりやすく伝えたかっただけ
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