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庄原市で約60年ぶり 「かやぶき屋根」のふき替え

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2013.11.19 20:35
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[テレビ派 - 広島テレビ] 2013年11月6日の放送で、広島県北の庄原市高野町から届いた珍しい風景を紹介していた。明治時代初期に建てられた古民家で、かやぶき屋根のふきかえが約60年ぶりに行われている様子だ。

高野町新市地区にある草谷影正さん(90)方の母屋は、約330平方メートル。屋根の面積は約140平方メートル、屋根の高さ6メートル、長さ20メートルもあり、かやぶき屋根としては県内最大だ。

写真は京都美山のかやぶきの里(caz76@KOBEさん撮影)
MIYAMA-CHO KYOTO JAPAN / 美山町 京都

材料のススキは、草谷さんと近所の人が3年がかりで近くの山から刈り出したもので、およそ1200束、重さは5トンにもなる。作業にあたっているのは、広島市安佐南区のかやぶき職人、井野修さん(44)だ。

高さ4メートルの足場の上で、先月初旬から古いかやを取り除き、新しいかやを80センチの厚さにふいている。かやぶき屋根は、15年に一度補修すれば40年は持つ、といわれ、夏すずしく、冬はあたたかい。

庄原市にも、かやぶき屋根はいまやごく少ししか残っていない。作業は今月20日ごろには終わるという。

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