大切なのは「あおりよりみのり」 JA組合員が作った農業ポスターが完全にアレだった
2019.09.26 06:00
野菜がたくさん積まれた軽トラックに、その脇にいる農家スタイルの男女。一見すると農業をテーマとしたほのぼのポスターだが、なんだかどこかで見たことがある構図のような...。
注目すべきはそのキャッチフレーズ「あおりよりみのり」。これって、もしかして――
そう、このポスターは茨城県守谷市の常磐自動車道で起きた「あおり運転殴打事件」をパロディーしたものだ。
何かを叫んでいるような男性はネギが入ったカゴを担ぎ、「豊作」と書かれた帽子と長靴を着用。女性も農園フードのようなものを被り、ガラケーではなくニンジンを構えている。何も知らない人から見れば、ちょっとワイルドな農作業中の夫婦だ。
このポスターは福島県のJA東西しらかわ農青連中部支部(@JA81497539)のメンバーであるFragolApe(@FragolApe)さんが2019年9月14日にツイッターに投稿。ポスターに対しては、
「購買意欲を煽ってますねぇ」
「これは『良いあおり』」
「ネギ生えた」
といったコメントが寄せられている。
なぜこんなシュールなポスターを作ったのか。Jタウンネットは9月20日、FragolApeさんに話を聞いた。