とある公園の砂場が閉鎖に→その理由が「想定外」だった

2019年9月17日 18:00

担当者「非常に稀なケース」

担当者によれば、巣に気づいたのは6月19日に市民から届いたメールがきっかけだ。「砂場に虫がたくさんいるが貴重なハチではないか」という内容だったため、大学の先生を経由して専門家に調べてもらった。

その後7月3日、「ヤマトスナハキバチ」ということが判明したという。

「ヤマトスナハキバチ」の説明
「ヤマトスナハキバチ」の説明

砂場は調査を始めた6月下旬から簡易的に閉鎖。8月下旬からはフェンスをたて、ハチの説明なども掲示し、利用者や近隣住民に理解を求めている。

珍しい動物や昆虫による巣作りのため、公園の一部を閉鎖とはよくあることなのか。担当者は、

「私が知る限りではないです、非常に稀なケースですね」

と話す。

ヤマトスナハキバチは現在繁殖中。10月頃までに羽化できなかった幼虫は翌年6月頃の羽化が予想され、その後の砂場利用についてはそれを見てからの判断となる。担当者は、

「翌年6月に羽化した成虫が見られた場合は引き続き保護の措置をとる必要があるんじゃないかということで協議をしようと思っています。見られなかった場合は、越冬はしなかったのかなということで、本来の公園利用に戻すという判断もあり得ると思います」

と話しており、現時点では砂場の再開がいつになるかは分からない。

砂場は厳重に囲われている
砂場は厳重に囲われている

担当者によれば、珍しいハチということでマニアが持ち去る可能性もあるため、公園名は伏せてほしいとのことだった。

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