お米60キロが2000円!? そんなうまい話が長野県のある町に
2013.11.03 07:00
長野県の最南端、阿南町で「ふるさと納税制度」による寄付を呼びかけたところ、2013年度の寄付金が10月末までに1億400万円にのぼったと報じられています。
ふるさと納税とは、自分が住んでいる自治体とは異なる地域に寄付することによって、税の控除が受けられる制度。阿南町のパンフレットには、
「2000円を超える部分について、個人住民税所得割のおおむね1割を上限に、所得税と合わせて全額が控除されます(目安です)」
と書かれています。
昨年1年間の寄付金の38倍にものぼる金額が集まった理由は、今年から寄付者に対して地元産のお米を贈る事業を始めたため。3万円納税者の場合、お米60キロが贈られますが、自己負担は寄付金から控除対象額を差し引いた2000円だけです。
阿南町のウェブサイトには「予想をはるかに超えたお申込み」により、発送スケジュールが変更になることのお詫びが掲載されています。