定年退職の後は自分の趣味に時間を費やし、穏やかな余生を送りたい――。そんな思いを抱いていたとしても、周囲への配慮が欠けていると、思わぬところでご近所トラブルが発生してしまうかもしれない。
北海道に住むPさん(30代男性)は、リタイア隣人に苦しめられた過去を持つ一人。日中でも家にいることが多いというその隣人は、自宅にカラオケ設備を有するほどの歌好きだ。
趣味に興じて余生を豊かに過ごしてくれるのはいいのだが、問題なのはその音量と時間帯。早朝から聞きたくもないリサイタルの様子が聞こえてきて、さすがのPさんも限界を迎えてしまって...。