京アニ作品「聖地」の商店街が哀悼メッセージ 「私たちは変わらずここにいます」

2019年7月22日 17:00

アニメ制作会社・京都アニメーション(京都府宇治市)で起きた放火殺人事件を受け、京都市上京区の桝形商店街には犠牲者への哀悼の意を込めた手書きのメッセージが掲示された。

桝形商店街のメッセージ(画像はたまねこ@tama_nekonyanさん提供)
桝形商店街のメッセージ(画像はたまねこ@tama_nekonyanさん提供)

桝形商店街は京都アニメーション制作のテレビアニメ「たまこまーけっと」に登場する「うさぎ山商店街」のモチーフとして知られており、事件後もファンが足を運んでいる。メッセージの全文は次の通り。

「この度、京都アニメーションさまのスタジオにおける放火火災により、若く才能豊かな創作者の皆さまが多数お亡くなりになり、また重傷を負われたこと、大変心を痛めております。

犠牲になられた皆さま、ご家族、関係者の皆さまに、謹んでお悔やみと哀悼の意を表します。

地域で人と人がふれあうことの魅力を、数々の作品を通して表現されて来た京都アニメーションの皆さまのお仕事は、他の何ものにも代えられない素晴らしいものです。

心身ともに深い傷を受けられたことと存じますが、私たちは皆さまが描いてきたとおりの人情と絆とで、変わらずここにいます。この地より、被害にあわれた皆さまのご回復と皆さまの創作活動がまた花開くことを、心よりお祈り申し上げます」

メッセージの送り主は「桝形事業共同組合」となっている。

ファンが集まる「聖地」

桝形商店街はたまこまーけっとのTシャツを販売したり、聖地巡礼に来たファンが書き込める「交流ノート」を設置したりしている。

現地を訪れたツイッターユーザーの投稿によると、22日現在一時的な措置かは不明だがメッセージは降ろされているようだ。

今回の哀悼メッセージに対して、ツイッターでは、

「通るたびに見上げたその先にある『今日も元気だ』に励まされていたけど、この看板でこんなに胸が痛くなることがあるなんて思いもしなかった。ご冥福をお祈りします」
「京都市民として、私も同じ想いです」
「数年前の京都旅行で #出町桝形商店街 を知ったのは #京都アニメーション のおかげだ。 #たまこまーけっと をほんの僅かでも知っていなかったら、たぶん素通りしていただろう」

といった声が寄せられている。

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