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ミレーにこだわる山梨県立美術館 なぜ70点もの名画を集めてきたのか

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2018.05.29 11:00
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2018年5月22日、後藤斎(ごとう・ひとし)山梨県知事が定例記者会見の中で、同県立美術館開館40周年を記念し、ジャン=フランソワ・ミレーの作品『角笛を吹く牛飼い』を約8900万円で購入すると発表した。美術品購入などのために県が積み立ててきた美術資料取得基金を利用して購入する予定で、議会での議決を経て、早ければ9月には一般公開されるという。

日本ではもちろん、国外でも人気のある19世紀のフランスを代表する画家ということもあり、なかなかの価格――だが、さらに驚くのはこの作品が山梨県立美術館にとって、なんと70点目のミレー作品になるという点だ。

この点数、ミレー作品のコレクション数が多いとされるアメリカやフランスの美術館と比べても、かなりの多さなのだ。なぜ、これほどミレーを収集しているのだろうか。

ミレーの画風が山梨県の風土にも合っていた
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