野毛山動物園のライオンは「食いしん坊。人間が大好き」!?→真相を聞いてみた!

2015年9月23日 11:00
インドライオンのラージャー。食いしん坊なことは確かだ(画像提供:野毛山動物園)
インドライオンのラージャー。食いしん坊なことは確かだ(画像提供:野毛山動物園)

横浜市には、3つの市立動物園がある。旭区にある「ズーラシア」と、西区にある「野毛山動物園」と、金沢区の「金沢動物園」だ。さすが大都市である。その中で、もっとも都心にあるのが野毛山動物園、桜木町駅から徒歩約15分だという。気が向いたときに、ぶらりと行ける親しみやすさが魅力である。

この野毛山動物園のライオンが、ツイッターで話題になっている。2015年9月8日、次のような写真付きのツイートが投稿された。

檻の中のライオンとその案内板だ。問題は案内板の方で、インドライオンのラージャー、雄と記されている。そして特徴は、「食いしん坊。人間が大好き。」とある。投稿者は思わず「食われる」と付け加えている。

いったい、どういうこと?多数の人の目はここにクギ付けとなり、ツイッター上は騒然となった。

前科あり?

インドライオンの「王子」、ラージャー(画像提供:野毛山動物園)
インドライオンの「王子」、ラージャー(画像提供:野毛山動物園)

冒頭のツイートには、こんな声が寄せられている。

「食いしん坊」のすぐ後に、続けて「人間が大好き」とあるため、「食われる」と想像が飛躍してしまう、らしい。まさか?と思いつつ、野毛山動物園におそるおそる電話で聞いてみることにした。

横浜生まれで、飼育係に育てられた

おっとりしているが、おっちょこちょい(画像提供:野毛山動物園)
おっとりしているが、おっちょこちょい(画像提供:野毛山動物園)

野毛山動物園の広報担当者は電話口で苦笑しているようだった。よほど問い合わせが多いのだろうか。

「人間が大好き」って、書かれてますが、どういうことですか?

「当園のライオン、ラージャーは、横浜のズーラシアで生まれました。衰弱気味だったため、生まれてすぐ人工哺育機に入れられ、飼育係に育てられたんですよ。だから人間に接し慣れています。穏やかなおっとりとした性格です」

通常どんな物を食べているんですか?と聞くと、「馬肉や鶏肉ですよ」という返事だった。どうやら、ツイッター上の噂はまるっきり誤解だったようだ。

ところで、例の案内板だが、新しいものに取り替えられた。下がその写真である。

新しい案内板(画像提供:野毛山動物園)
新しい案内板(画像提供:野毛山動物園)

「食いしん坊」と「人間が大好き」は離され、その間に「おちょこちょい」という愛すべきキャラクターが挿入されている。幼いころ、チョウを追いかけるのに夢中で、展示場の溝におっこちたこともあるそうだ。

「ラージャー」という名前は、ヒンドゥー語で王子という意味だ。野毛山動物園のプリンスに、一度会いに行ってはどうだろう。「食われる」心配はなさそうだ、たぶん......。

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