《実食！》 江戸時代の食文化を体験！ 東京駅『北町ダイニング』で【江戸めしフェア】開催中
江戸時代の料理って、どのようなものだったのでしょうか？なんとなくしか、想像できませんよね。
多くの飲食店が集まる、JR東京駅周辺。東京駅を利用する観光客や出張客はもとより、近隣で働くビジネスマンやOLなど、客層もさまざま。施設や店舗ごとに趣向を凝らしたお店ばかりですが、まだ知らないお店も多いはず。
東京駅構内・改札外のフードエリア『黒塀横丁』『キッチンストリート』は有名ですが、その2階にある『北町ダイニング』をご存知ですか？
実は、東京駅は、江戸時代に『北町奉行所』があった場所に隣接しています。それにちなんで、『北町ダイニング』と名付たのだそうです。
その『北町ダイニング』において9月30日（水）まで、【江戸めしフェア】を開催中。江戸時代の食を再現したメニューを提供、東京駅から日本の食文化を発信する企画です。
『北町ダイニング』内の飲食店6軒は、和食系のお店だけではありません。ビア＆グリル、中華居酒屋もあるのですが、江戸時代の食文化を調べてアレンジしたアイデア料理を考案。試行錯誤の末に生まれた、江戸の味わいを復刻した江戸めしが揃いました。
それでは、フェアメニューをご紹介しましょう。
■「鮎の串揚げ」800円／『華祭』（串揚げ）
昔から愛されてきた鮎をシンプルに揚げて。サクッと香ばしい衣、しっとりとした身は香り高く。
※提供は15時～、数量限定
■「たまごとじ」780円／『本家あべ家』（鶏料理専門店）
秋田名物のじゅんさいとゴボウを比内地鶏の卵でとじた柳川風鍋。割下ではなく、カツオだしを使用しているので、さっぱりとした仕上がり。8月中なら、生のじゅんさいでいただけるかも。
■「江戸時代の寿司」999円 （税別）／『七代目卯衛門』（和食居酒屋）
江戸時代の寿司は現在の約2倍以上の大きさだったそう。比較できるように、端には現代のサイズの寿司が並んでいます。もともと、ファストフードだった当時の寿司。醤油を付けずにそのまま、手づかみで食べられる立ち食い屋台だったそうです。
この店では赤酢を使ったシャリ、塩を入れ味付けを濃くしたネタ。「こういう寿司だったんだー」という驚きを体験できます。
※提供は15時～、数量限定
■「揚げ豆腐のみそ田楽」500円 （税別）／『七代目卯衛門』（和食居酒屋）
胡麻と刻み柚子を合わせた甘口と、豆板味噌に糸唐辛子をプララスした辛口の2種の味噌を使用。一度揚げた豆腐に乗せて焼き上げ、さっと食べられる串刺しスタイルで提供。大人から子どもまで親しまれる味わいです。
※提供は15時～、数量限定
■「牛ハラミのグリル 牛鍋風」1280円（税別）／『オールドステーション』（ビア＆グリル）
文明開化に伴い、幕末から広まった「牛鍋」スタイルのグリル。熱々の鉄板に割下ソースをかけ、卵黄につけていただきます。ごはんはもちろん、ビールとの相性も良さそう。
※提供は15時～
■「たまごふわふわ」600円／『いろり庵』（蕎麦居酒屋）
知る人ぞ知る、静岡県袋井市のご当地グルメをアレンジ。（袋井市観光協会監修）なんと「東海道中膝栗毛」にも登場しているのだとか。
カツオ節が香る出汁にとき卵を2回に分けて流し入れて、ふんわりと仕上げた一品。中には、蕎麦の実とキノコが入った、優しくて上品なメニューです。
※提供は金曜日15時～、数量限定
■「蕎麦味噌焼き」600円／『いろり庵』（蕎麦居酒屋）
蕎麦前としておなじみの「蕎麦味噌焼き」。蕎麦の実とクルミを合わせ香ばしく焼き上げているので、ぜひ、焼酎や日本酒とともに。
■「おから餃子」600円 （税別）／『東京屋台』（中華居酒屋）
精進料理をヒントに、肉ではなくおからを使った餃子を考案。つけだれには、江戸時代の調味料「煮ぬき汁」と七味唐辛子を用意。食べやすいように、豚肉のスープを入れたジューシーな一品。
※提供は15時～
いかがでしょう。
江戸時代から続く老舗の逸品はあっても、江戸時代のメニューをアレンジしたフェアは、とても珍しいものです。この機会に「江戸の食文化」を体験してみませんか。
フェア名江戸めしフェア
会場ＪＲ東京駅構内レストランゾーン「北町ダイニング」（八重洲北口2階）
オフィシャルページhttp://www.tokyoinfo.com/shopl?a=202
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