今注目!「横浜家系」カップ麺3種類を徹底比較してみた

2015年9月15日 06:00

家系はリアル店舗だけでなく、カップ麺でも味わうことができる。「ニュータッチ 凄麺 横浜とんこつ家」(ヤマダイ)や「セブンプレミアム 横浜ラーメン六角家 豚骨醤油」(明星食品)は、ずいぶん前から発売されている。
そして2015年9月7日、日清食品から「麺ニッポン 横浜家系ラーメン」が全国発売された。即席麺最大手が手がける新商品だけあって、気になっているヌードルファンも多いのではないか。Jタウンネット編集部は、この3商品を食べ比べしてみた。

「家系」カップ麺3商品(編集部撮影)
「家系」カップ麺3商品(編集部撮影)

ヤマダイは具材にこだわりあり

最初に食したのは「ニュータッチ 凄麺 横浜とんこつ家」だ。3商品の中ではスーパーやコンビニで最も広く流通している。

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ヤマダイの凄麺シリーズは全22種類あるが、横浜とんこつ家は「九代目」と称している。これは改良した回数を示しているのだろうか。同シリーズで九代目に達しているのは、ほかに仙台辛味噌ラーメンがあるだけだ。

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カップに入っているのは、麺と「かやく」「液体スープ」「焼のり」の3種類。フタには次のような説明が書かれている。

「お店のラーメンに入っているほうれん草に少しでも近づけるため、ブロック状に形成しました!」

調理方法は他のカップ麺と一緒で、かやくの袋を麺の上に開け、お湯を入れて5分ほど待つ。
これは3商品に共通する注意点だが、液体スープはフタの上に置くこと。そうしないと油脂やエキスが溶けず、注入時に苦労することになる。

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麺をほぐして液体スープを入れてかき混ぜ、焼のりを添えて出来上がりだ。

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スープは濃口しょう油が立っている。とんこつ臭はあまりなくて、胸やけするようなくどさがない。おとなしい味は味噌ラーメンを彷彿とさせる。ただし塩気は強くて、全部飲み干したら何杯も水を飲みたくなった。

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中太のノンフライ麺は適当な縮れ具合で、歯ごたえがある。スープとの相性も悪くない。
ほうれん草とチャーシューは3商品の中で最良。焼のりが2枚だったのは残念だが、致命的なマイナスポイントとはいえない。

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家系を意識しつつ、カップ麺としての完成度を追究した商品といえるだろう。

明星はスープの仕上がりがズバ抜けている

次にトライしたのは「セブンプレミアム 横浜ラーメン六角家 豚骨醤油」。家系の本流、1974年創業の「吉村家」(横浜市西区)で修業した店主が開業した「六角家」(横浜市神奈川区)の名前を冠している。
カップのサイズは他の2商品よりも若干小さい。しかし内容量は130グラムと、ヤマダイの117グラムよりむしろ多い。

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この家系カップ麺の特徴は、スープが粉末と液体の2種類に分かれていることだ。かやくと粉末を入れてからお湯を注ぎ、5分後に液体スープとのりを加える。

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下の写真は粉末とかやくを入れたところ。ほうれん草がブロック状なのはヤマダイと同じだ。

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5分経過した状態。袋の液体は注入していないが、煮込み中のスープみたいなビジュアルで、本場のラーメンのような匂いが広がる。

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液体スープを注ぎ、かき混ぜて完成した「横浜ラーメン六角家」。焼のりは3枚あるが、右端はスープを含んだため沈んでしまった。

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スープのレベルの高さは相当なものだ。鶏油がレンゲですくったスープに浮かんでいるのが分かるし、とんこつらしさもしっかり出ている。濃厚とまろやかさが両立してていて、ラーメンのスープは残すタイプの人も、最後まで飲みたくなるのではないか。セブンプレミアムの商品開発力はスーパー・コンビニ業界でずば抜けているが、その評価に違わない。

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麺はやや幅広で縮れている。フタの表面には「硬めが旨い太打ち麺」とキャッチコピーが打たれているが、撮影しながらの試食だったこともあり、スープを吸収してほどよく柔らかくなっていた。

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さて、家系ラーメンといえば燻製チャーシューも欠かせない。3商品とも具に肉は含まれているものの、リアル店舗のそれと比べれば飾り程度でしかない。
ヤマダイと日清食品の肉が丸い形をしていたのに対し、明星は店のチャーシューを意識した形をしている。若干パサパサしていたものの、形状にまでこだわっているところは好印象だ。

話は脱線するが、NMB48/AKB48の山本彩さんは大のラーメン党として知られているが、彼女は横浜ラーメン六角家をインスタントラーメンの1位に挙げているのだ。関西人が最上と支持するくらいなので、関東はおろか全国に通用する味と言っていいだろう。

さすが日清、麺のクオリティはピカイチ

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最後発の「麺ニッポン 横浜家系ラーメン」は、地元情報誌「横浜ウォーカー」とタイアップしている。同誌が定めた3つの定義、(1)鶏油の効いた豚骨しょうゆスープ、(2)中太ストレート麺、(3)3枚の大きな海苔――に基づいて開発された。

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カップの中に入っている袋の数は「横浜とんこつ家」と同じで、調理方法も変わらない。ただし焼のりは3枚あった。

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黄色い麺はツルツルとしていて、あまり縮れていない。歯ごたえがあり、リアル店舗で提供されている中太麺の食感に最も近い。1本当たりの麺の長さも最長だ。

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スープはヤマダイと明星と中間くらいだが、鶏油の含有量は多めだ。

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以上3商品を食べ比べてみたが、スープは明星=セブンプレミアム、麺は日清食品、具材はニュータッチがそれぞれ秀でている。
下の表なども参考にしつつ、1個ずつ食べてお気に入りの味を探してみてはいかがだろう。

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