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浅草にある日本最古のバーで、串かつを味わう

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2013.07.09 20:00
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   東京の下町風情が色濃く残る浅草に、日本最古のバー『神谷バー』があります。創業は明治13年(1880年)。1921年(大正10年)に建てられ関東大震災や東京大空襲、東日本大震災をくぐりぬけてきた建物は、文化庁より登録有形文化財に指定されています。

   3階建てのお店は、1階がバーで、2階がレストラン、3階が割烹です。2Fの「レストランカミヤ」で軽く腹ごしらえをするなら、下町っ子に人気の定番メニュー・串かつがおすすめです。kimishowotaさん撮影の串かつの具は、ジューシーな豚肉と新鮮な玉ねぎでした。

串2本に千切りのキャベツ(kimishowotaさん撮影)
串カツ(神谷バー・浅草)

   もう一枚、骨付きラム肉の写真もありました。撮影者によると「多分期間限定品」とのこと。ウェブサイトを調べてみると、最近のメニューには見当たりません。これはいつか食べてみたいですね。

普段は食べられない?骨付きラム肉(kimishowotaさん撮影)
骨付きラム肉、多分期間限定品(神谷バー・浅草)

   さて、この神谷バーですが、現在は「平成の大修繕」の真っ最中。2013年10月末には竣工予定です。それまでは「居ながら工事」をしているので、訪れる際にはあらかじめウェブサイトで情報を確認しておくといいかもしれません。

   神谷バーは、雷門通りと江戸通りが交差する場所、いわば浅草の超一等地にあります。太宰治の小説『人間失格』に登場するブランデーベースのカクテル「電気ブラン」は、いまでもすべてのフロアでオーダーできます。庶民的だけど、ハイカラ。昔ながらの洋食屋さんの味を守り続ける浅草の名店に、一度立ち寄ってみてはいかがですか。

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