「スマホ世代が見るはずもないのに...」 逆転のアイデア?駅ホームの「自虐広告」にネット注目

2019年10月 2日 06:00

「普通のデザインだと目につかないので」

西鉄自動車学校の広報担当者によれば、この広告は18年6月、西日本鉄道の紫駅(筑紫野市)に設置された。駅の近くにある高校生をターゲットとしたもので、斬新なデザインに関しては、

「配布用のうちわやクリアファイル含め、普通のデザインだと目につかないので面白いものを作っています。(西鉄自動車学校の)周りが大きな自動車学校3校に囲まれているので、目を引くものを...」

と話している。

たしかに普通の広告では、ここまで話題にならなかったかもしれない。Jタウンネットは考案者ある西鉄エージェンシー・コミュニケーションデザイン局の松尾昇さん(28)にも話を聞くことができた。

西鉄エージェンシーは西鉄自動車学校と同じく、西鉄グループの広告代理店。松尾さんがデザインを考案するにあたって紫駅のホームを見た時に、スマホを見ている高校生の姿が象徴的だったという。

「パッと看板が目についた時に自分の状況と重なるような、しかも向かいのホームっていう歌詞のシーンと全く同じようなところで、面白いと思ってもらえるんじゃないかなと思いました」

「One more time,One more chance」が思い浮かんだのは、特別山崎まさよしさんのファンだからというわけではない。その曲自体は好きだというが、どちらかというと松尾さんの「お笑い好き」が影響しているという。

お笑いコンビ・チュートリアルが2006年のM-1グランプリで披露した漫才に、同曲をもとにしたやり取りが含まれていたこともあって、今回のデザインに至ったとのことだ。

チュートリアルの漫才は、徳井義実さんが盗まれた自転車の「チリンチリン」(ベル)を延々と探していたという話。当時を振り返る中で、徳井さんが、

「俺すぐあちこち探しに行ったよチリンチリンを。街の路地裏も!交差点も!駅の隣のホームも!そんなところにいるはずもないのに!!」

と叫び、福田充徳さんが「山崎まさよしやん。あんな名曲を引用すな」とつっこむくだりがある。

チュートリアルはその年のM-1で優勝、山崎さんの曲が使われた漫才ネタはネット上でも好評だ。

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