ここまで書かないといけないの? バス車内「運転士が水分補給します」掲示が悲しい

2019年8月 6日 17:00

過去の苦情がきっかけ

貼り紙の内容は、以下のようになっている。

「いつも、岐阜バスをご利用いただき、誠にありがとうございます。 只今、当社ではバス乗務員における『熱中症』対策として、駐停車(信号待ち等)の間を利用し、水分補給を行っておりますので、ご理解のほどお願いいたします」

岐阜乗合自動車総務部の担当者によれば、このような貼り紙を掲示するようになったのは2018年から。

ほかの交通事業者(鉄道・バス)が行っている乗務中の水分補給についての周知方法も参考にしながら作成したといい、原則、すべての車両に掲示している。

熱中症については乗務員に注意喚起を行っており、駐停車の間を利用した水分補給もその一つだという。

「あくまで『駐停車の間』の水分補給であり、大多数のお客さまにはご理解をいただけるものと認識しておりますが、以前にご意見をいただいたこともありましたので、あらかじめかつ改めて、ご理解をいただきたいとして掲示しているものです」

岐阜バスでは、これまで乗務中に熱中症となった乗務員はいないとのこと。水分補給は以前から禁止していたわけではないが、ごく一部の利用客から「乗務中に飲食はいかがなものか」といった声が寄せられたこともあり、このような貼り紙を掲示するに至ったという。

貼り紙を掲示してから、そういった問い合わせはなくなったとのこと。命にも関わることなので、利用客の理解が広がることが求められる。

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