「こうじまち」は「麴町」なのか「麹町」なのか? 駅名表示の謎を追う

2015年11月 1日 11:00

営団地下鉄時代の名残りだった!?

さらに数時間後、別の広報担当者から編集部に連絡が入った。

「まず、東京メトロとしては『麴町駅(旧字体)』があくまで正式名称です。ただ、Jタウンネットさんが『発見』していただいたとおり(苦笑)、駅内では2種類の表記が存在しています」

その理由としては、2種類あるという。

まずは「駅」ではなく、「地名」としての「こうじまち」を表記する場合。これらについては使用実態に即して、新字体の「麹町」を使っているケースがあるという。上記の写真でいうと、「麹町方面改札」の看板や、一部の案内表示などがそれに該当するようだ。

確かにこの「麹町」は駅名ではなく地名だ
確かにこの「麹町」は駅名ではなく地名だ
「もう1つ、駅名看板に使っているものですが......。これは営団地下鉄時代(~2004年)に設置されたものなんです。別に間違いというわけではないので、設備の更新に合わせて順次差し替えを行っているところです」

なるほど。確かに、旧字体と新字体の使い分けを見ると、比較的新しそうな看板や、メトロのロゴが入る路線図などの場合は、いずれも「麴町駅(旧字体)」となっている。

新字体の「麹町駅」は、旧営団時代の名残りだったわけである(ややこしい)。

ということで、一件落着と言いたいところなのだが――。少し歩いたところにある半蔵門駅で、ちょっと気になるものを見つけた。

半蔵門駅で撮影した地図。小学校などでは旧字体が使われているが、住所表示の部分は新字体となっている
半蔵門駅で撮影した地図。小学校などでは旧字体が使われているが、住所表示の部分は新字体となっている

上記のとおり、比較的最近に作られたと見られる周辺地図などでは、地名であっても「麴町(旧字体)」に表記が統一されているのだが......。この駅の周辺地図では、駅名こそ「麴町駅(旧字体)」なのだが、地名の表記がところどころ「麹町(新字体)」なのである。

地名としての「こうじまち」なので、別にいいといえばいいのだが......。ああ、ややこしい。

では、駅以外での表記は?事態が思わぬ方向に発展する第2弾はこちら
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