山梨のお土産の定番といえば信玄餅。製造日から10日間くらいはもつ和菓子で、現地に寄ったら必ず買って帰るという人も多いことだろう。
ところが、金精軒(山梨県北杜市)で売られている「水信玄餅」は、常温に30分もさらすと形が崩れてしまう。
オーバーかもしれないが、その外観はまるで大きな水滴だ。「水晶玉」「レンズ」と形容する人もいる。いずれにせよ、きな粉がまぶしてある従来のタイプとは明らかに違う。
お持ち帰りができない超デリケートな商品特性が神秘性を増したのか、地元のラジオ番組で取り上げられたのを皮切りに、5月28日の夜からツイッター上で「食べてみたい!」と話題となっている。