旭山動物園、ゆるキャラ「出禁」の明確な理由

2014年1月 9日 16:01

動物の「誕生日」なども祝わない

もう1つ大きな理由は、園が動物の本来の姿を見せる「行動展示」のコンセプトを掲げ、動物を人間のように扱うことを、厳しく否定しているためだ。

園のウェブサイトには、「もっと知って! 旭山動物園のこだわりと動物園の動物のこと」と題したこんな一文がある。

「野生動物に服を着せたり、誕生日にケーキを与えたり、葬式をしたり、芸を教え込んで人間のように振る舞わせることはしません。(中略)旭山動物園を観て頂いた皆様には、野生動物のかわいさの先に、その動物らしさ、美しさ、すばらしさ、尊さを感じ、『ちょっと離れていたら別にいても構わないな』、『残したい!』という気持ちを感じてもらえたらうれしいです」

こうした理念からすれば、動物をキャラクター化したあさっぴーの入場は確かに難しいそうだ。ネット上でもその「ガンコさ」には賛否両論の声があるが、

「私は旭山動物園の一貫した主張に賛成。そういう動物園だから旭川市民として気に入っている」
「そりゃそうだ。旭山動物園でも円山動物園でも、動物の「擬人化」を避けていて、記事の動物の写真に吹き出しをつけて、動物が喋ってるような表現も禁止。動物を動物として観るという姿勢は正しいし、貫くべきだと思うけどなぁ」

といったツイートも少なくない。

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