旭山動物園、ゆるキャラ「出禁」の明確な理由

2014年1月 9日 16:01

地元紙は「いいじゃないか」と言うが

旭山動物園は「行動展示」のコンセプトで有名になった(Party Linさん撮影)
2010.01.29 蜜月DAY9-旭山動物園企鵝散?II
「旭山 あさっぴーお断り」
「『動物驚く』 グッズ販売も駄目」

2014年1月8日、北海道新聞の夕刊に掲載された見出しだ。

あさっぴーは、旭川市が2010年以来使用しているシンボルキャラクターで、市の名所や名物をモチーフにしている。市を代表する人気施設・旭山動物園からも、ゴマフアザラシやホッキョクグマの要素が盛り込まれた。

ところが園では、あさっぴーの出入りを認めず、また売店でのグッズ販売などもあえて行っていないという。

市からは旭山動物園に続く「新たな顔」として期待され、市民からの人気も上々なだけに、北海道新聞では「あさっぴーの登場機会がないことも残念がる声もある」、また2013年12月3日付朝刊のコラムでも、

「国内外から年間150万人を数える旭山動物園の来場者にアピールしないのはもったいないと声を大にして言いたい。観光戦略や経済効果と言った視点でも語れるが、何より、かわいいあさっぴーを自慢したいんだもん」

と、繰り返しゆるキャラの入場許可を求めている。

かわいいんだからいいじゃないか、という北海道新聞の主張に対し、旭山動物園の反論は明確だ。

1つは、「動物が驚く」。記事によれば、係員が試験的に動物の前に着ぐるみ姿で立ったところ、動物が驚いた反応を見せた。そのため、あさっぴーに限らず着ぐるみ姿での入場を、園では認めていない。

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