土地の所有者名や住所は通常、不動産登記簿などに書かれている。しかし、それらの所有者台帳を調べても、所有者が判明しない、あるいは連絡が取れない土地は「所有者不明土地」と呼ばれている。
例えば、登記名義人が死亡してからも数代にわたり相続登記がされておらず、相続人が多数存在しているのに、所在の探索が困難となっている土地があげられる。
そんな所有者不明の土地調査をめぐって、法務局の登記官に所有者を特定する調査権限を与える検討に入った、と報じられた。
そこでJタウンネット編集部は国土交通省土地・建設産業局に2018年5月28日、所有者不明土地の現状について聞いてみた。