麻雀漫画の主人公たちは、どんなタバコを吸っているのか調査してみた【後編】

2017年1月31日 11:00

「哲也」のタバコは成長の証

「週刊少年マガジン」で、1997年から約7年間連載されたのが「哲也 ―雀聖と呼ばれた男」(原案:さいふうめい、漫画:星野泰視)。雀聖・阿佐田哲也こと色川武大の若き日をモチーフにした少年漫画だ。

後述の「チェリー」はすでに販売終了。「エコー」は、旅打ち編のラストで吸う描写がある
後述の「チェリー」はすでに販売終了。「エコー」は、旅打ち編のラストで吸う描写がある

戦後間もなく、焼跡の東京で賭け麻雀の世界に飛び込んだ若き哲也は、ベテランの玄人(バイニン)・房州と出会い、短くも濃密な師弟生活を送る。この房州のトレードマークが、常にくわえているタバコだ。

数年後、哲也は一人前の玄人となって、一度は決別した房州と再会する。すでに死病を患っていた房州は哲也との「最後の麻雀」の末、タバコをぽとりと落とし、眠るように死ぬ。直後、房州を侮辱した玄人・ドラ爆を、くわえタバコの哲也は、師が乗り移ったかのような強さで圧倒する――。

この対局の後、房州の魂を引き継いだかのように、哲也はタバコを手放さなくなる(物語中盤の修行の旅では、初心に帰るためかタバコを断つ)。「哲也」のタバコは、少年漫画的な「成長の証」、そして「師との絆」のシンボルとも読める。

なお最終回では作家となった哲也が「チェリー」を吸っているが、これは色川武大が実際に吸っていたタバコだとか。

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