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ノープランは絶対NG!「田舎で農業でも...」の前に知っておきたい「職探し」基礎編

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.01.02 17:00
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年始連載企画「地方移住」の第1回記事では、都会暮らしの若い夫婦が地方へ引っ越した場合の生活費についてシミュレーションした(参照:地方移住で夢の「1か月10万円」生活!...のために必要な貯金額は「×××万円」)。
田舎を終の棲家とするため、生涯どれくらいの生活費がかかるか頭に入ったら、次は職探しだ。

I bought a new hoe
I bought a new hoe

スタート時から農地を買うのは制度的に難しく、大半の新規就農者は借りてスタートする。最初から条件のいい場所を借りられるわけではないことも覚えておきたい。

最近注目されているのが、「農」のノウハウがなくても働ける(3)の農業法人。「第一次産業ネット」は様々な条件から求人を検索できる。
ただし法人の中には単純労働者を求めているだけというところもある。正社員登用の機会があることをうたい文句にするケースもいるが、その実績はどれくらいか確認した方がよい。

ところで筆者は、2014年12月20日に東京・池袋で開催された「新・農業人フェア」を訪れた。以前から会場に足を運んでいるが、回を重ねるごとに農業に本気の若者が増えている印象。
しかしとある農業法人のブースで説明を受けたところ、40代前半と告げると「生産現場はちょっと厳しい」という反応が返ってきた。

農業の後継者不足は相変わらず深刻で、今のところ就農の年齢制限も緩やかだが、状況が変わる可能性もある。

先述の農業法人は全国に10カ所以上の農場を持ち、そのうちの1つを筆者は見たことがある。公式サイトに「耕地面積:14.1ha(ヘクタール)」と書かれているが、それほど大規模には見えなかった。

その疑問をスタッフにぶつけると、彼は次のように説明してくれた。
「農地は周辺に点在していていて、一番大きくても1haちょっと。地主さんの理解を得ながら少しずつ農地を広げる(借地を増やす)努力をしています」。

2013年10月に開催された「新・農業人フェア」の会場の様子。1年後、入場者数も若者の割合もぐっと増えた印象(編集部撮影)
2013年10月に開催された「新・農業人フェア」の会場の様子。1年後、入場者数も若者の割合もぐっと増えた印象(編集部撮影)
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