関東人は「イカナゴの釘煮」を知らない 「ZIP!」特集に地元衝撃「全国区の食べ物だと...」

2019年5月20日 17:07

イカナゴは北方系だが、キビナゴは南方系の魚

キビナゴ(Xavier Romero-Friasさん撮影、Wikimedia Commonsより)
キビナゴ(Xavier Romero-Friasさん撮影、Wikimedia Commonsより)

一方、名前が似た魚に、キビナゴがある。こちらは、ニシン目・ニシン科に分類され、インド洋と西太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く分布する、南方系の魚だ。地方によっては、ハマイワシ、ハマゴ、ハマゴイ、キミナゴ、キビナ、カナギ、スルンなどとも呼ばれるが、やはり鹿児島県で呼ばれる「キビナゴ」がもっとも知られているかもしれない。キビナゴの成魚は全長10センチほど。体は細長く、体側に幅広い銀色の帯がある。

キビナゴの刺身(Opponentさん撮影、Wikimedia Commonsより)
キビナゴの刺身(Opponentさん撮影、Wikimedia Commonsより)

キビナゴの刺身は、指と爪を使った手開きで頭・背骨・内臓を取り除き、いわゆる「開き」の状態で皿に盛り付けられる。

生の身は半透明で、小骨が多いが脂肪が少なく甘みがある。このキビナゴの刺身を鹿児島県独特の甘口の醤油につけて食べると、ことのほか美味い。辛口の焼酎に合うのだ。その他、煮付け、塩ゆで、天ぷら、唐揚げ、南蛮漬け、干物など、調理法はさまざまだ。

キビナゴの唐揚げ(Madoro Ishiiさん撮影、Wikimedia Commonsより)
キビナゴの唐揚げ(Madoro Ishiiさん撮影、Wikimedia Commonsより)

イカナゴとキビナゴ、どちらも郷土料理の食材で、けっして全国区にならなかったのは、小魚のため傷みが早く、漁獲地以外に流通することが少なかったためだろう。イカナゴの釘煮とキビナゴの刺身、どちらも美味しそうだが、地元で味わうのがやはり一番のようだ。

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