「岩波文庫」を完全再現 読書好き夫婦の披露宴で配られた「席次表」が話題
2020.02.19 19:00
ある結婚披露宴で配られた席次表のデザインが、ツイッターで注目を集めている。
それがこちらだ。
見覚えがある人も多いだろう。岩波文庫の表紙に似せた冊子型の席次表だ。
書籍のタイトル部分には「結婚披露宴」、著者と訳者のかわりに新郎と新婦の名前、内容を説明する部分にはゲスト宛てのメッセージ、通し番号の代わりに結婚式の日時と会場が書かれるなど、岩波文庫の表紙のデザインに合わせて作られている。
そしてこだわりは、表紙だけではない。この席次表の、最終ページもご覧いただこう。
右のページには、新郎と新婦のプロフィールが書かれているのだが、これも「著者近影」のような形になっている。左のページは奥付の形で披露宴や席次表の情報が記載され、結婚する2人は本がとても好きなのだろうな、と容易に想像できる。
また、奥付部分の一番下には
「造本には万全を期しておりますが、万が一、落丁・乱調などがございましたら新郎新婦より誠意を込めてお取替えいたします。お手数ですが、高砂までお声がけくださいませ」
と、ユーモアが感じられる注意書きが。
ツイッターでは席次表の写真を見たユーザーから
「これセンスあるなあ、憧れる」
「もはや勝手に参加したい」
「最高。こういうユーモアを共有できる人がパートナーだったらいいな」
など、感嘆の声が相次いでいる。