三角コーン「猛暑で溶ける」画像が拡散 本当にありえる?専門家に見解を聞くと...

2019年8月21日 06:00

「あり得ないし、あってはならない」

いまツイッターで話題の三角コーンの画像は、道路の側溝部分に被せられたグレーチング(格子状の溝蓋)に赤い三角コーンと見られる物体がドロドロに溶けてしまっているもの。

投稿は13万件以上のリツイート、35万件以上の「いいね」が寄せられるなど、大きな注目を集めている(2019年8月20日18時現在)。この画像にネット上では、

「高温で溶けてしまったのか・・・。この夏はそれだけ異常な暑さということか」
「カラーコーンが過労コーンに」
「暑さで溶けてしまったの?」

といった声が上がっている。

はたして、こんなことは本当にありえるのだろうか。三角コーンやバリケードなどの保安用品や工事用品などの品目を取り扱う石井マーク(大阪市北区)の石井達雄代表取締役は8月20日、Jタウンネットの取材に、

「日光に当たってそうなることは、あり得ないと思います」

と断言。道路側溝に被せられている金属製のグレーチングといえど、日光だけで三角コーンが溶けてしまうほどの高温になることはないという。

しかし、通常屋外で溶けてしまうようなことはないとしつつも、

「排気ガスの熱で溶けてしまうことはあり得ると思います」

と説明。車から発せられる排気ガスなどでコーンが高温となり、溶けてしまうことはあり得ると話した。

また、三角コーンの素材によって傷みやすさに違いがあるという。

石井マークで取り扱っている三角コーンを同氏が調査したところ、一般的に見られる三角コーン(ポリエチレン樹脂)より高速道路などで使用されている塩化ビニル樹脂で作られたコーンの方が長年使用した際にへたってしまうことがあり得るとした。

ただ、日本より暑い国でも問題なく三角コーンが使用されているそうで、日本の気候で三角コーンが溶けてしまうようなことは、

「通常はあり得ないし、あってはならない」

と強調した。

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