C12蒸気機関車やE5系・E6系ミニ新幹線に乗れる　大宮で鉄道フェア

2014年5月24日、埼玉県さいたま市にあるJR大宮駅周辺で、「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」が開催される。

大宮駅の開業は1885（明治18）年。1894（明治27）年には大宮工場（現・JR東日本大宮総合車両センター）が開業、今年で創業120年を迎える。これを記念し、さいたま市とJR東日本大宮支社共同開催で行われる。

イベントは大きく分けて3つの会場で行われる。その一つ・JR大宮会場、大宮総合車両センターでは、「C12蒸気機関車試乗会」が開催される。1994年に同車両センターで復元した蒸気機関車が牽引する旧型客車に乗って、片道約1.7キロを往復走行する。所要時間は約15分で、乗車の際は当日配布される整理券が必要。

また同車両センターで製作したD51ミニSLやE5系・E6系ミニ新幹線に乗ることができる。鉄道ファン人気の電気機関車EL64-1001やハイブリッド機関車HD300-6などの車両展示もある。日ごろ同車両センターで行っているメンテナンス作業の実演もある。

大宮駅西口会場では、地元農産物の販売を行う「さいたまるしぇ」、新幹線沿線地域の物産展、鉄道アイドルのライブやゆるキャラのステージショーなどが行われる。おもてなしオープンカフェや大宮今昔写真展もある。

大宮駅東口・大宮駅構内会場では、E7系新幹線の1/5縮尺のミニ新幹線が運転できるイベントや、こども駅長制服撮影会が行われる。また大宮駅中央イベントスペースでは、鉄道博物館のヒストリーゾーンを忠実に再現した模型展示、体験展示が実施される。

併せて、3つの会場を巡るスタンプラリーも行われ、オリジナル駅票ストラップが先着1万名にプレゼントされる。