トータル4時間...大江戸線延伸を夢見る「大泉学園町~東所沢」区間を徒歩で取材
2015.11.08 11:00
光が丘(東京都練馬区)から「都営大江戸線」の延伸構想ルートを歩く企画。前回は1時間ちょっとで、ひとまずの目的地、大泉学園町駅(仮称)にたどり着いた。ここから先は「今後整備について検討すべき方向」(運輸政策審議会答申第18号)でしかなく、ルートもあいまいだ。
しかし、埼玉県新座市は「延伸することは市の悲願」と位置付け、2015年度の答申では、光が丘―大泉学園町と同様に「整備着手することが適当である路線」に格上げしてもらおうと、誘致活動にはげんでいる。
市は駅開業を機に、周辺の大規模開発を計画。「車両基地」の誘致もふくめて、延伸をアプローチしているという。そこまで熱を込めるのならば、すでにそれなりの「開発」がされているだろう。
期待に胸を躍らせながら16時10分、夕日に映える「ヤマダ電機」を後にした。ここからは周辺自治体が結成した「都市高速鉄道12号線延伸促進協議会」の資料を見ながら、手探りで歩いていく。