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あなたの「ちまき」、どれだった?【都道府県別調査】

Jタウン研究所

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2015.05.25 16:05
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ちまきを最後に食べたのは、いつだろう。つい先日、端午の節句に食べたばかり、という人もいるかもしれないが、もう10年以上食べてないという人も多いだろう。

ちまきのルーツは中国というが、日本に伝来した時期は奈良時代とも平安時代ともいわれ、定かではない。日本各地で分化し、独自に進化し、伝承されてきた。いまも食べられているちまきの代表は、大きく分けて次のようなものだ。

京都・川端道喜のちまき(髙島屋日本橋店で購入、編集部撮影)
京都・川端道喜のちまき(髙島屋日本橋店で購入、編集部撮影)

まず関西で食べられているちまきは、上の写真のような細長い円錐形に笹で包まれている。その中身も元来はもち米だったというが、やがてくず菓子を使用するようになり、小豆あんなど甘味も加わり、菓子の一種として発展してきた。「菓子系ちまき」とでも呼ぼう。端午の節句には欠かせないが、それ以外の季節にも販売されることがある。

新潟・さかたやのちまき(ネスパス新潟食楽園で購入、編集部撮影)
新潟・さかたやのちまき(ネスパス新潟食楽園で購入、編集部撮影)

次は新潟県、東北南部などで食べられている、「三角ちまき」。青々とした笹で三角に包まれており、開けると真っ白なもち米が現れる。さわやかな笹の香りが食欲をそそる。つくり方もかんたん、保存食としての機能性に富んでいるので、戦国時代には兵の携帯食として用いられたという。一説には、上杉謙信が考案したとも......。

鹿児島・寿屋のあくまき(かごしま遊楽館で購入、編集部撮影)
鹿児島・寿屋のあくまき(かごしま遊楽館で購入、編集部撮影)

また、上の写真は、鹿児島県を中心に九州南部で好まれている「あくまき」。木灰汁(あく)に一晩漬けておいたもち米を、孟宗竹の皮で長方形に包み、あくで4時間ほど煮る。もち米はべっこう色になり、ぷるぷるモチモチの弾力が生まれる。きなこ、砂糖、黒蜜、醤油など好みの調味料で食べる。クセになるおいしさとのこと。

上記の3種は、現在食べられているちまきの、あくまでも代表例。もちろん他にもさまざまな種類が存在するはずだ。どの地域で、どんなちまきが食べられていたか、どんな地域差があるのかを調査してみたい。

そこで、読者の皆様に質問。

あなたの「ちまき」、どれだった?【都道府県別調査】

以下の選択肢からお答えいただきたい。結果は、Jタウンネットのシステムで都道府県別に集計する。その他の場合は、コメント欄から、ちまきの内容についての投稿をどうぞ。

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