佐賀では4月14日は「パートナーデー」らしい(ただし地元民も知らない)
2014.04.15 17:45
4月14日は、東南アジアや南アジアの多くの国で新年の始まりの日=正月とされているそうだが、1998年に佐賀市がこの日を「パートナーデー」に定めたことはほとんど知られていない。
ここでいうパートナーは夫婦や家族だけでなく、お世話になっている人すべてが対象となる。4月14日に決まったのはホワイトデーの1カ月後だからという単純な理由らしい。市の企画調整部男女共同参画課が担当しており、同課の情報誌「ぱすぽーと」31号には次のような記述がある。
男らしさ、女らしさにとらわれず、自分らしく暮らせる社会。そんな社会の実現は、お互いを認め合うことから始まります。家庭、職場、学校、地域などでお世話になっている大切な人に感謝の気持ちを伝える日です。
なるほど、商業色の強いバレンタイン&ホワイトデーと比べれば、非常に高邁な趣旨だ。
さらに市は「日ごろの感謝の気持ちを伝えるため、メッセージカードを贈りませんか?」と呼びかけていて、カード2000枚の無料配布を市役所や市立図書館、佐賀駅・佐賀駅バスセンターなどで行っている。