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<CES2022にオンライン出展>海外で展開する遠隔診療サービスの最新情報や有用性を紹介

2022.01.05 15:30

AIを活用した疾病予測の挑戦など 「脳・心血管疾患の発症ゼロ」実現に向けた取り組みを公開

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)は、2022年1月5日(水)から7日(金) (米国東海岸時間) に、ラスベガスで開催される世界最大の家電ショーCES2022*1にオンライン出展します。
*1 Consumer Electronics Showの略

CES2022では、当社の循環器事業ビジョン「ゼロイベント(脳・心血管疾患の発症ゼロ)」実現に向けてグローバルで展開している遠隔診療サービスについて詳しく紹介します。2019年に米国で開始した高血圧患者向け遠隔患者モニタリングシステム“VitalSight”に加え、英国で提供している“Hypertension Plus”やシンガポールで推進している“HEARTVOICE”のサービス内容や、展開事例を紹介します。
さらにAIを活用した疾病予兆の検知や、心疾患の早期発見・治療に向けた新たな取り組みも紹介します。
当社のホームページ内にて特設サイト“OMRON Healthcare at CES2022”を開設し、出展内容の一部を公開します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201055678-O5-M4Itf176
特設サイト“OMRON Healthcare at CES2022”画面イメージhttps://www.healthcare.omron.co.jp/ces/

■ 高血圧患者向け遠隔患者モニタリングシステム “VitalSight”
“VitalSight”は当社が提供した最初の遠隔診療サービス(遠隔患者モニタリングサービス)です。家庭で測定した血圧等のバイタルデータを電子カルテと連携します。高血圧患者は、通信機能付き血圧計や体重計等の測定機器で日々のバイタルデータを測定します。測定結果はあらかじめ設定されたデータ通信ハブを介してインターネット経由で電子カルテに反映されます。WiFi設定 や携帯電話接続が不要なので、通信設定に不慣れな患者でも簡単に利用できます。これにより、医療従事者は患者の日々の状態をタイムリーに把握することができ、必要性に応じた適切な医療介入により脳卒中や心不全などの脳・心血管疾患の発症(イベント)や重症化予防に役立ちます。米国心臓協会の全国血圧ガイドラインによると、1億1,600万人の米国成人が高血圧で、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は3,700万人がコントロール不良な高血圧の状態を有し*1、心臓発作や脳卒中のリスクが高いと報告しています。

■ “VitalSight” の有用性について
 “VitalSight” を導入した医療機関での検証結果では、使用前に血圧値が高い(最高血圧140mmHg以上または最低血圧90mmHg以上)と確認された患者が、遠隔モニタリングサービスを約6か月間使用した結果、約40%の患者の使用開始1ヵ月後の血圧値が改善(最高血圧140mmHg未満かつ最低血圧90mmHg未満)したことが確認されました。
詳しくはCES特設サイトをご覧ください。
https://www.healthcare.omron.co.jp/ces/remote-cardiovascular-monitoring/

■ 医師に投薬プランを提案する高血圧患者向け遠隔診療サービス “Hypertension Plus”
“Hypertension Plus”は、患者が朝晩に家庭で測定した血圧データを医師と共有し、医師は電子カルテに接続された管理用画面で患者の血圧データを詳しく確認することができる遠隔診療サービスです。さらに、患者の属性や血圧レベルに応じて、3か月分の投薬プランを医師に提案します。また、服薬後の血圧値から薬の変更が必要かどうかを判別、変更が必要な場合は医師に新たな投薬プランを提案します。投薬プランの変更プロセスがオンラインで行えるため、患者は通院することなく自宅にいながら医師による投薬を受けることができます。

■遠隔診療サービスと連動したコーポレートウェルネスサービス“HEARTVOICE”
 “HEARTVOICE” は、当社とiAPPS Pte Ltd.の合弁会社であるHeartVoice社が提供するコーポレートウェルネスと遠隔診療を一体化したサービスです。コーポレートウェルネスでの定期的なスクリーニング検査により、慢性疾患の潜在患者やリスク層を確認できます。 “HEARTVOICE” は潜在患者の早期発見やリスク層への早期介入を可能とするサービスです。また、通信機能付きデバイスを用いた遠隔患者モニタリングや治療プログラムの提供、ビデオ相談によるフォローアップ予約などの慢性疾患の管理サービスも提供しています。当社では、HeartVoice社を通じて、600社以上の企業と提携し患者にサービスを提供しています。

 ■健康管理アプリ「OMRON connect2.0(オムロンコネクト2.0)」
 CES2022では、新しい機能を搭載した健康管理アプリ「オムロンコネクト2.0」を紹介します。「オムロンコネクト2.0」では、従来からある通信機能付き測定デバイスのデータを管理する機能に加え、新たに高血圧を管理するためのガイダンスや心疾患予防のサービスを提供します。

■CES2022 主な展示内容
・開催日時:2022年1月5日(水)~7日(金)(米国東海岸時間)
・開催場所:ラスベガス・コンベンションセンター/オンライン開催
・出展内容
(1)遠隔患者モニタリングサービス“VitalSight”の最新情報
米国で展開する遠隔患者モニタリングサービス“VitalSight”を利用する医師や患者の声、またパートナとの共同研究から明らかになった有用性や今後の計画について紹介します。
(2)遠隔診療サービスのグローバル展開事例
2020年4月より英国で新たに展開している遠隔診療サービス“Hypertension Plus(ハイパーテンションプラス)”や、シンガポールで企業向けの健康経営プログラム提供からクリニック運営、遠隔診療サービスまで幅広く展開している“HEARTVOICE(ハートボイス)”の最新事例を詳しくお伝えします。
(3)心疾患の早期発見・治療への取り組み
心電計付き血圧計など最新デバイスを展示。2021年9月に公開した、心電図データも管理できる健康管理アプリ“OMRON connect2.0”のデモストレーションも実施します。
(4)AIを活用した疾病予兆の検知への挑戦
京都大学との共同研究講座で進めている、AIを活用した疾病発症の予兆を検知する取り組みを紹介します。

■オムロン ヘルスケア 代表取締役社長 荻野 勲のコメント
 私たちは、脳卒中や心不全などの脳・心血管疾患の発症ゼロ(日本語:ゼロイベント、英語:Going for ZERO、)を循環器事業のビジョンに掲げ、ウェアラブル血圧計や心電計付き血圧計など、新たなデバイス開発に取り組んでいます。また、2019年からは、遠隔診療サービスのグローバル展開を進めています。家庭で測定したバイタルデータを医師と共有する事で、通院時以外の患者の状態も詳しく把握でき、今まで以上にタイムリーで一人ひとりに合った治療を支援できると考えています。さらに、AIを活用した疾患予測にも挑戦しています。

■特設サイト:“OMRON Healthcare at CES2022”
https://www.healthcare.omron.co.jp/ces/

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