堺に「酒蔵」が44年ぶりに復活...ゼロからの再起実る

2015年4月18日 07:00

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年4月10日放送で、「堺の酒蔵復活」について取り上げていました。

画像はイメージです(mariana mansurさん撮影、Flickrより)
kit sake azul

空前のウイスキーブームです!そのきっかけとなったのが、ニッカウヰスキーの創業者をモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の人気ですよね。そんなウイスキー人気の一方で、大阪・堺市では日本酒造りが行われていることをご存知ですか?

実は、大阪・堺市で酒造りに情熱を注ぎ、2015年3月に44年ぶりに見事復活を遂げた酒蔵があるのです。

堺の酒造りはかつて、江戸時代に最盛期を迎え、明治になっても100件近くの酒造業者があって当時のチラシも酒造業のものが多かったそうです。こうして明治・大正を通じて繁栄した堺の酒造りですが、「良質の水」と「酒造の為の敷地」の確保が難しく、堺の酒造家たちが相次いで灘に進出してしまったのです。

堺の酒造は衰退の一途をたどり、1971(昭和46)年には市内から酒造の姿が消えてしまったのです......。

復活のために全国を奔走!

44年ぶりに復活した酒蔵で作られたお酒、「純米吟醸酒 千利休」。堺出身のこの茶人にちなんでこの名前がつけられました。

堺で復活した酒蔵、堺泉酒造の「利休蔵」はもともと料亭だった建物を改装して作った小さな小さな蔵です。酒米の王様とも呼ばれる兵庫県産の「山田錦」を原料に、2015年1月から仕込みが始まりました。

復活の中心となったのが、幼少期から堺で育った西條さんと、酒蔵の経営にかかわるコンサルタント会社の社長、上田さんです。日本酒好きの仲間を集めて酒蔵の復活を実現させたのです。ゼロからの酒蔵の挑戦は簡単な道のりではなく、さまざまな困難もあったと言います。

酒造りに必要な「酒類免許の取得」は、酒を安定して大量生産できる業者に限られてのみ取得できるもので、酒蔵ごと堺に移転してくれる酒造会社を探し求めて7年ほど全国を駆け回りました。そして灘の酒造会社の協力を得てようやく免許を取得できたのです。

堺生まれの日本酒「千利休」。今のところ大量生産はできないのでとっても貴重なお酒ですよ!(ライター:ツカダ)

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